「紫電」 タミヤvsハセガワの研究(4) 胴体と翼 [キット]
胴体と翼と作ってみた。下の写真は、全体像。両者ほとんど変わりない。
ただし、細部を観察すると、結構な差がある。
まず、エルロンの彫刻。ハセガワの方が彫刻が細かい。
コックピットの後ろの部分。タミヤは胴体の面そのまま。ハセガワは、キャノピーに合わせて形が作ってある。
次に胴体と主翼の合わせ。
上面は、タミヤの方はぴったりだが、ハセガワの方が精度が悪く、隙間が開いてしまっている。
次に下面。タミヤは、主翼の幅で部品を割ってしまっているので、余計な線が残り、これを埋める作業が発生する。ハセガワは、スジに合わせて部品を割っている。
全体的に、ハセガワの方が、忠実度の面で勝っている。反面、タミヤは、メーカー側からも、ユーザー側からも、作りやすさを追求している印象を受ける。
おじゃまします。夏真っ盛りですね。
今回のひぐらしさんのキット比較は非常に面白い企画ですね。
メーカーによって、リベットの位置が変化していたり 操縦席のディテールが違っていたりするのが興味深いです。
ところで、ハセガワとタミヤって どちらがプラの加工(切削、整形、硬度)
が簡単なんでしょうか?
最近、商品によって素材のプラにかなり違いがあるのを意識しだしたもので単純に聞いてみたかったんです。
P.S 毎日の気温が非常に高くなっています。体調にはお気をつけ下さいませ。
by Bor3 (2007-08-12 00:09)
NOidさん、こんにちは。暑いですね。今日は、一日中ぐだ~~っと昼寝しておりました。夕方になり、そろそろ活動開始です。
さて、今作っているキットに関していうと、プラスチックの加工性はほとんど同じです。カッターで削った感触で、そう感じました。
ちなみに、紫電と零戦は違う機体なんですよ。機会があったら、ちょっと解説をつけようと思います。
by ひぐらし (2007-08-12 17:47)
毎度 おじゃまします。NOidです。
>プラスチックの加工性はほとんど同じです
あ、そうでしたか。ありがとうございます。
最近は プラ素材などの素性が気になっています。なんででしょうかねぇ。
零戦の定義を聞いたのですが、失念してしまいました。
解説、楽しみです。
by Bor3 (2007-08-12 20:45)
NOidさん、零戦と紫電に関するうんちくを、次の記事で語ってみました。よかったら、ご覧くださいませ。
by ひぐらし (2007-08-12 23:52)