昔のキット（1） オートバイ

　8月13日から15日まで、千葉の実家に帰省した。その折、大学生のときに買いためたプラモキットを持ち帰った。（正確に言うと送ってもらった）

　僕が大学生の頃と言えば、約20年以上前。この頃、自分がオートバイに凝っていたせいもあって、タミヤの1/12オートバイシリーズばかり作っていた。作らずにそのままになってしまったものが、ずっと僕の部屋に放置されていた。昨年に続いて、それを持ってきたというもの。ちなみに作って飾っておいたものは、みんな、お袋に壊された。別段悪意があって壊したわけではない。掃除のときに無造作に片付けた。無造作に扱えば、バックミラーだの、ペダルだのといった、細い部品はひとたまりもない。結局全部捨ててしまった。ああもったいない。

　当時、僕の乗っていた愛車がホンダのCB400N（愛称はHAWKⅢ）と言った。これのプラモがアオシマから出ていて、それを作ってみたのだが、タンクの造形がどうしても気に入らず、一所懸命にパテ盛りをした。そのまま就職活動や、卒論なんかが始まって、プラモに対する情熱は次第に冷めていき、そのまま20年も放置してしまった。ほかのキットはともかく、少なくともHAWKⅢだけは、作らねばなるまい。

　話は変わるが、模型の世界で、自動車とかオートバイって、結構マーケティングの難しい分野なんじゃなかろうか。大戦中の戦車とか戦闘機なんかは、言わば「クラシック」で、戦後60年以上たっているから売れ線はだいたいわかっている。それに、模型化しようとしたら、資料が残っているものはできるが、残っていないものはできない。そういう意味で、模型にできる機種はおのずと決まってくる。一方、自動車やオートバイはモデルチェンジが激しいから、新しい車種が出たとき、それを模型にするかどうかは、実写の人気ぶりをよく見極めないといけないと思う。駄作で終わってしまう車種だったら、模型だってそんなに売れないだろう。名車を見極めるのは難しい。

　ところで、菅原文太のトラック野郎シリーズにでてきたデコトラ（デコレーショントラック）って、模型屋さんに行くと今でも見かけるけど、これも名車なんだろうか？

コメント 3

こんばんは。
持っていらっしゃいますねぇ！人気車種よりも、お持ちの在庫車種のほうが価値が高いんじゃありませんか？私が気になるのはＲＺ２５０ですね。３５０もありましたが、７５０キラーとか呼ばれていた覚えがあります。ＧＰとかも良く見ていました。平忠彦・ローソン・スペンサー・ガードナー・マモラ・ウンチーニ・サロン兄弟・シュワンツｅｔｃ懐かしいです。

他のモデラーの方の在庫を見るのは面白いですね。　１２歳の誕生日の時に タミヤ １／６スケールのシルバーメッキモンキーを買ってもらったのを思い出しました。　当然ですが上手く出来なかったなぁ・・・。

トラック野郎のデコトラは名車でしょう！根強い人気があると思いますよ。私の以前のハンドルネームは桃次郎のライバル（田中邦衛）から取ったものですし。
by Bor3 (2007-08-18 00:24) 

NOidさん、こんばんは。RZ350は昔作りましたが、お袋に壊されました。（笑）　
　デコトラなんですが、この記事を書いたとき、Wikiで「トラック野郎」を調べたんですよ。そしたら、そうそう、あの名前を見つけたのでした。偶然かな、と思いましたが、やっぱりそうだったんですか。
　「トラック野郎」のシリーズは、全部70年代なんですね。うちの父が当時運送屋で働いていて、密かにトラックドライバーに憧れたことがありました。シリーズでは島田陽子の出た、「望郷一番星」しか覚えていないのですが、強烈でした。当時は、道をずいぶん走ってましたよね。デコトラが。今は整備不良か何かでつかまってしまうのでしょうか。全く見なくなりましたね。
by ひぐらし (2007-08-18 01:02) 

こんにちは、突然お邪魔します。ロビンと申します。
チョロＱ&Ｑステア大好き人間でＱステアカスタムや
チョロＱからのボディのスワップをしています!
良かったら一度御覧になって下さい。
宜しく御願いします。
失礼いたしました。
by robincyan13 (2007-11-03 09:08)