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中国みやげ [雑文]

 休日出勤が続いてしまって、どうも、模型製作に意欲が湧かない日々。建て直しにもうちょっと時間が必要のようです。ということで、もう少しだけ、中国ネタ。帰りに大連のスーパーで買った食料品を二つ紹介します。

 まず、一つ目。胡桃。

 日本でも売っているものだから別に珍しいものでもないのですが、特徴的なのは、袋に書いてある日本語。「新味わいと新しい感じ」 訴えたいことは何となくわかるのですが、どうもいまいちな日本語ですよね。他に日本語は一切書いてないのです。

 そういえば、日本の製品も英語が結構書いてあります。結局、これってデザインなんですよね。英語を「言葉」として認識できる日本人は少数派で、大部分の日本人にとっては英語は「記号」に過ぎない。だからデザインとして使える。中国人にとっても同様で、日本語の中に含まれるひらがなやカタカナは、彼らにとっては「記号」であって「言葉」ではない。だから、デザインとして使えるのだと思います。

 例えば、Tシャツに英語で「I love New York」という言葉がプリントされていてもなんの違和感もなく、デザインとして受け入れることができるけど、日本語で「東京が好き」「名古屋が好き」と書かれてあったら笑ってしまう。そういうものだと思います。
 
 外国の言葉をワンポイントで入れることによって、デザイン的に新しいイメージが出て、人の目を引く効果がでる。日本人は英語を取り入れ、中国人は日本語を取り入れる。こういうところに「文化の流れる方向」を、おぼろげに感じます。

 次にひまわりの種。

 日本では、ひまわりと言えば、菜の花と同様、食用油を絞るための農作物ですが、種から油を絞る以外に、そのまま食べるということはほとんどないと思います。食べるとしたらハムスターなどの小動物です。

 でも、中国ではこれをスナックとして食べます。スーパーでも売っています。カラオケでお酒のつまみとして出てきました。最初、種をそのまま口に入れていましたが、店の女の子によれば、これは皮を剥いて食べるのだそうです。種を歯で縦方向に割り、露出した実を舌ですくうようにして食べるらしいのですが、その速いこと。2秒に一個くらいのペースでカリカリカリカリと食べます。手で剥くことも出来ます。僕は口でやってみましたが、うまくいきませんでした。手で剥くと結構苦労します。見かねた女の子が、手で剥いてくれました。手で剥くのも速いんですよね。つまり子供の頃からずっと食べていて慣れているということなのです。

 ちなみにお味は、というとこれは大変美味しいです。スーパーで見つけたので買ってきました。しかし、剥くのが大変です。剥いた状態で売っているのもありましたので、今度はこっちにしようと思います。ちなみに中はこんな感じ。ピーナッツのようにあとを引く美味しさなのです。


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