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デジカメ遍歴 [カメラ]

 僕はデジカメを合計で5台持っている。5台目を買ったところで、ちょっと遍歴を振り返ってみたくなった。

1台目はCanon IXY DIGITAL L2    2005年2月購入(壊れて引退)
2台目はPENTAX K100D(一眼レフ) 2006年9月購入 (現役) 
3台目はPENTAX S7         2007年5月購入 (休眠中)
4台目はOLYMPUS μ1060       2008年11月購入 (現役、第2ステージへ)
5台目がRICOH CX3         2010年2月購入 (これからデビュー)
(実はこのほかにドイツのMINOXというメーカーのライカレプリカがあるが、これはおもちゃなので除外する)

 最初のIXYは、初めて買ったデジカメで、何にでも使っていた。名前にわざわざ「DIGITAL」という言葉をつけているところが5年前っぽい。(と思っていたらDIGITALという言葉は最近の製品でもついていることがわかった。かつてのAPSの名機IXYとわざわざ区別したいのだろうか)このブログは2006年3月に始めたが、初期の写真はこれで取っていた。やがてプラモのマクロ撮影はマニュアルフォーカスと明るいレンズがないと困ることに気づき、2台目(一眼レフ)を買った。手振れ補正がついた初期の機種だった。以後この一眼レフは主にインドアで活躍している。

 そのうち1台目が壊れてしまった。随分とハードな使い方をしてきたが、壊れるまで使うことができて満足している。コンパクトカメラが無いと外出のときに困るので3台目を買った。ところがそのうち、4台目が7倍ズームという凄いスペックで登場した。ちょうど2008年の年末に両親と京都旅行に行くタイミングだったので、これに合わせて購入。以後この4台目はアウトドアで大活躍することになる。このブログの山登りも、徒歩の旅も全てはこの4台目で撮ったもの。このアウトドア活動を通して、前回の記事に書いた、暗いシーンと高速連写が何とかならんものかと思っていたところに、5台目を知ったので購入したというわけ。ちなみに5台目は10.7倍ズームである。

 これからプライベートの主役が5台目に移るので、4台目は会社専用のカメラになると思う。これはマクロ撮影も相当接近できるので、実験の写真を撮るのにもよく使って来たのだ。おそらく壊れるまで使うことになるだろう。また2台目の一眼レフは、先に書いたようにプラモを撮るときは必ず使う。撮影パラメータのマニュアル設定とか、マニュアルフォーカスなど、オートでない部分の使い勝手が非常にいいからである。古いから画素数は600万しかないけど、ブログに載せるには十分である。

 こうして思い出してみると、3台目が不憫でならない。デザインに惚れて買ったはいいが、1年ちょっとで4台目に主役の座を奪われてしまい、そのうち時代が変わってしまった。今では使い道がない。このようなデジカメ遍歴から学んだことは、「機能とデザイン、どちらも自分を満足させてくれるカメラには、そうそうお目にかかれるものではない」ということである。(何だか人間観察をしているみたいだ)

 本来、機器の機能は内側から決まっていくもので、内側を覆うために外側がある。内側(機能)を重視すれば、外側(デザイン)は無骨になる。外側(デザイン)を重視すれば、内側(機能)に制約が出る。両立すれば素晴らしいことだけど、設計はそう簡単ではないだろう。

 以下は自戒を込めて、今後のカメラ購入時の注意点。

 デザイン重視なら選択は簡単で、気に入ったデザインのものを買うだけである。ただ、デザインを全面に押し出したカメラは、機能で特筆すべきものがなく、その時代の平均的なスペックであることが多い。だから、すぐに機能に不満が出てくる可能性がある。いくらデザインが良くても、使わなくなったカメラにはアクセサリーとしての価値もなくなる。

 最初から機能重視で行くなら、製品化されて1年近く経ったものは検討対象から外すべきだ。この分野は進歩が速いから、買うときには最新型を買わないとすぐに陳腐化する。カタログは、最初のページを注意して見てみるといい。そこにそのカメラを開発した目的(=存在目的=消費者に一番アピールしたいこと)が集約されている。技術をアピールしたいのか、デザインをアピールしたいのかが一目瞭然である。

 下は、4台目のμ1060と、5台目のCX3のカタログ。前者は7倍ズームを、後者は明暗の描き分けをそれぞれ見開きで力を入れてアピールしている。

M1060.jpg

CX3.jpg
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