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三浦マラソン [マラソン]

 マラソンの練習は、前回の「通勤路を走る(3)」がラストだった。その次の週は、朝、雨降りで挫けてしまった。「小降りになったら走ろう」と思っていたら、何とニュースで津波騒動(チリ大地震の影響の)が始まってしまった。外をサイレンを鳴らした車が走りまわっている。こんなときにランニングをしていたら、怒られそうな雰囲気を感じたので、結局走らず仕舞い。

 本番は、3月7日(日)、第28回2010三浦国際市民マラソンである。新しいカメラの「1000万画素高速連写」を使って、自分の走る勇姿を誰かに撮ってもらいたいと思った。姉に頼んだところ快諾してくれた。しかも高校入試が終わってヒマをもてあましている姪も応援に駆けつけてくれた。

 当日の朝、東海道線でライバルの若奥様と合流。京浜急行の三浦海岸駅に着いたのは8時半だった。雨が降っていて海風も冷たい。45リットルのゴミ袋で作った合羽(首と両腕を通せる穴を開けて作る。これはマラソンマニアの英語の先生からのアドバイス)を着た。

 僕の出る10kmのレースは9時10分集合。しかし、何でこんなに人が大勢いるんだろう。「みんなこんな混雑の中を走って楽しいのか?」と思ったが、僕もその混雑を構成している一員なのであった。

 9時30分スタート。事前のトレーニングで、もうノンストップで走れることがわかっていたが、ちょっと心配だったのは坂。三浦の10kmのコースは折り返し地点の直前で登り坂になる。96年に出たときは、登り坂で歩いてしまった。しかも戻りの下り坂では膝を痛めた。これがちょっと心配だったのだ。でも終わってみれば、登りも下りも何も問題なく継続して走ることができた。山登りで足が鍛えられていたせいだろうと思う。

 ゴール間近になって、写真のことが気になり始めた。どこかで姉がカメラを構えているはずなのだが・・・。と思ったら、おっ。いたいた。ついついカメラ目線になってピースでもしようかと思ったら、あれ? なんだかとんでもない方向にカメラを向けてるぞ。人違いか?でも、そのあと、姉らしい人物を見つけることができなかった。おかしい。

 そのままゴール。タイムは62分。予想タイムとほぼ同じだった。ちなみに若奥様は58分。4分の差だったが、順位は600人くらい違っていた。

 後で確認したところ、あのとき姉だと思ったのは、やっぱり姉だった。とんでもない方向にカメラを向けていたのは、途中で見失ったからだという。無理もない。あれだけ人がいるのだから、その中から一人探し出すだけでも大変だ。大勢いれば、よその人の影に隠れてしまうこともある。

 下は姉が撮ってくれた写真。
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 参加賞の三浦大根とTシャツをもらった。若奥様との勝負では、負けた方が罰ゲームでその場で大根を全部食べることになっていたが無理。一口かじるだけで勘弁してもらった。なにしろ寒くて、一刻も早く海岸から離れたかった。
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 下は完走証。こんな紙切れでも嬉しいものだ。やっぱり練習と本番は雰囲気が違う。今回は練習と本番で、ほとんど同じタイムがでた。でも練習で走れても本番で走れなくなることって、きっとあると思う。本番での記録が自分の実力なんだと思う。また参加したい。一年後にハーフが走れるようになったらいいな、と今は漠然と思っている。
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