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関東マスターズロード選手権 [マラソン]

 6月10日、毎年恒例の関東マスターズロード選手権の10kmのレースに参加した。今年はスランプの影響もあり、一回も練習しないまま本番を迎えることになった。でも、なぜか本番が近づくにつれてだんだん、「なんとか行けるんじゃないか」という気がしてきた。何の根拠もない自信であるが、どうせ出るのなら、プラスに考えた方がいい。

 ところが、当日の朝になって、不吉なことが立て続けに起こった。まず、机の上に置いたコップに手を引っ掛けてしまい、これが床に落ちて割れた。凶兆である。こんなことを気に病むのは、自分がベストを尽くしていない証拠である。さらに、出かける間際になって、普段ランニングで履いている靴が無くなっていることに気づいた。どこに行ったんだろう。ゴールデンウイークに一回走った。それっきり走っていない。これだって普段走っている人であれば有り得ない失態である。もう電車に間に合わない。結局、コンバースで走ることにした。

 このレースは皇居を1周5kmを2周して10km走るレースである。5kmのレースもあるが、僕は毎年10kmに出ることにしている。さて、全く練習しないで参加した結果どうなったか。一週目のラップは31分だった。これはいつものペースとあまり変わらない。ところが、2周目で完璧にバテた。なんと、歩いてしまった。10kmのレースで歩いたことなど無かったのに。しかも靴が悪くて、やはり足の裏が痛い。

 結局タイムは65分。最下位だった。関東マスターズでビリになるのは二回目である。しかし出るべくして出た結果である。ちなみに一緒に参加した校長先生の若奥様は上位に入賞。立派なものだ。(若奥様と大会に出たのは1年ぶり)

 考えたこと。まず体力面。体重が増えても減っても、練習をしてもしなくても、どういうわけかタイムは1時間ちょっとで、あまり変化がない。今回、ものすごく悪い記録になるかと思ったが、それほどでもなかった。途中歩いても、チンタラ走ってもあまり記録が変わらないということは、僕が走るペースというのは、何か、体重とか筋力とか体力などといったもの以外の部分で決まっているような気がする。例えば、体の中にランニングのリズムを刻む体内時計のようなものがあって、それがリズムを決めているのではないか。

 次に精神面。大会に出る以上は、ベストを尽くして練習すべきだと思うが、今回のようにスランプで練習できなくても、体調さえ良ければ、諦めずに出るべきだと思った。出れば得るものはある。一番大きなものは「また頑張らなきゃ」という気分になれること。大会そのものから根性を注入してもらえるのだ。

***
 大会が終わったあと、若奥様のたっての希望により、大久保のコリアンタウンに行き、韓国料理を食べた。新大久保の駅の近くに、韓国料理の店がたくさんあるという話は噂に聞いていた。行ってみたら、まるで横浜中華街の韓国版みたいになっていた。すごいもんだ。サムギョプサルという肉料理をたらふく食べた。旨かった。この料理、行く前は、カルビのようないわゆる朝鮮焼肉の一種だと思っていたが、そうではなかった。もっと食材が多様で、豪華で、しかも庶民的。食べたことの無い人は、是非一度食べてみることをお勧めしたい。

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