奥穂高岳に登る(4)【白出のコルから奥穂まで】 [登山]
8月7日の朝はよく晴れた。山荘のある白出のコルは南北方向に延びた鞍部で、東側の展望が大変良い。穂高岳山荘の石畳のテラスには石の柵が作られていて、登山者が遠くを展望するときの安全が考慮されている。
白出のコルの東側は涸沢カールの凹みなので近くに視界を遮るものがほとんどない。ここから日の出を見ると、東側の常念岳のシルエットが重なって見える。しかも明けの明星(金星)のおまけ付き。この星はご来光を待つひと時を美しく演出してくれる。
5時45分、山荘を出発。小屋の脇の絶壁を登る。写真を撮っている余裕はほとんどない。上の方でひと息ついて、来た方を振り返ると、山荘の赤い屋根とヘリポート、その向こうにすぐ隣の涸沢岳、ずっと向こうの方に槍ヶ岳、右側に北穂の双峰が見える。
西の方には、昨年登った笠ヶ岳。
視界が開けたところで、西穂に向かう尾根が見え、ここにあの有名なジャンダルムという岩が見える。もう見るからに恐ろしい。
頑張って登り・・・
奥穂高岳の頂上に、6時30分に到着。写真は頂上の祠。これが穂高神社の ”嶺宮”(みねみや)である。ここには登ろうと思えば登れるが、僕は神域に足を踏み入れるのに抵抗があり、やめておいた。
こちらは360°の風景案内板。
我々3人が山頂についたとき、他に登山者が誰もおらず、(つまりシャッター押してもらう人がおらず)残念ながら3人揃った写真は撮れなかった。
さて、次は吊尾根を通って、前穂高岳へ向かう。
(つづく)
白出のコルの東側は涸沢カールの凹みなので近くに視界を遮るものがほとんどない。ここから日の出を見ると、東側の常念岳のシルエットが重なって見える。しかも明けの明星(金星)のおまけ付き。この星はご来光を待つひと時を美しく演出してくれる。
5時45分、山荘を出発。小屋の脇の絶壁を登る。写真を撮っている余裕はほとんどない。上の方でひと息ついて、来た方を振り返ると、山荘の赤い屋根とヘリポート、その向こうにすぐ隣の涸沢岳、ずっと向こうの方に槍ヶ岳、右側に北穂の双峰が見える。
西の方には、昨年登った笠ヶ岳。
視界が開けたところで、西穂に向かう尾根が見え、ここにあの有名なジャンダルムという岩が見える。もう見るからに恐ろしい。
頑張って登り・・・
奥穂高岳の頂上に、6時30分に到着。写真は頂上の祠。これが穂高神社の ”嶺宮”(みねみや)である。ここには登ろうと思えば登れるが、僕は神域に足を踏み入れるのに抵抗があり、やめておいた。
こちらは360°の風景案内板。
我々3人が山頂についたとき、他に登山者が誰もおらず、(つまりシャッター押してもらう人がおらず)残念ながら3人揃った写真は撮れなかった。
さて、次は吊尾根を通って、前穂高岳へ向かう。
(つづく)
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