SSブログ

ロボット大回転レストア(19) [ロボット大回転]

【一郎B】【電池ケースカバー】

 このおもちゃは足の中が電池ケースになっている。電池を入れるところにはカバーがあるのが当然であるが、この「一郎B」は両足とも無くなっていた。だから修理ではなく復元をしなければならない。そのための方法をいろいろ考えた。参考のためにジャンク品(別のもの)から取り出したカバーの写真をのせる。
aa.JPG
bb.JPG

 いきなり話が逸れるが、このカバーには当時のトミーのロゴマークが刻印されている。男の子と女の子が手を繋いだこのマークは、子供の頃、僕の頭の中でロボット大回転と結びつき、「トミーはすごいおもちゃを作り出す会社なんだ」というイメージが出来上がっていた。
ロゴマークの持つ強いメッセージの力を改めて実感する。純真な子供の心にこういうイメージを植え付けるのだから責任も重大である。僕はこのマークが大好きだったが、今はタカラトミーになって別のマークが使われている。諸行無常。
cc.JPG
ff.jpg

 さてカバーの復元にあたり一番悩んだのは、閉じて固定する方法だった。元のものはナイロンの弾力でフックを変形させてそれをひっかけるようになっている。しかし、このフックをそっくりそのまま復元するのはなかなか難しい。形だけを作ることができてもすぐに壊れてしまいそうである。・・・磁石を使う方法など、いろいろと悩んだ挙句、結局は手堅いところで、ねじ止めをすることにした。(紛失しやすいデメリットはあるが、工作の簡単さや固定の確実性を考えて、やむなしと判断)

 まずは欠けたところをプラバンで修復する。(これは三郎Bのときと同じ)
01.JPG
02.JPG
03.JPG

 プラバン、アルミパイプ、黄銅の棒、アルミアングルで、写真のような部品を作る。素材は幸いにして、すべて湘南キット研究所の在庫品でこと足りた。(工作をするたびに、部品や素材を少しずつ買うので、自然といろいろな種類の材料が溜まっていく)
04.JPG
05.JPG

 瞬間接着剤で接合する。
06.JPG
07.JPG

 組み上がったところ。
08.JPG



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。