HAWKⅢを作る(11) [HAWKⅢを作る]
【サイドカバー】
サイドカバーと言っても、バイクになじみのない人には何のことだかわからないと思うので、一応説明してみる。オートバイのエンジンのすぐ後ろ当たり、ライダーが跨いだときに、だいたい足で隠れるあたりには、エンジンの吸気側のエアクリーナーとかバッテリーが納まっている。この位置をカバーするのが、サイドカバーである。
走行性能を左右するような部品ではないが、燃料タンクと並んで、オートバイの造形の印象を決定する重要な部品になっている。特にプラモデルは、見た目だけだから、これを無視するわけにはいかない。当時のオートバイは、タンクとサイドカバーくらいしかデザインの入り込む隙間がなかった。(ちなみに現代のバイクは、そうでもなく、だいぶ凝った形になっている)
まず、実車の参考写真のサイドカバーがこれ。右の矢印はリヤサスペンションの取付け位置、左の矢印は、取付け位置を逃げるためにサイドカバーに作った凹みを指している。
次に、30年前に作ったこのキットで、同じ部分を撮ったのが下の写真。サスペンションの取付け位置と、サイドカバーの凹みがズレていて、凹みが無意味なものになっている。この問題は最近再販されたキットでも修正されていない。
原因としては、
1)リヤサスの取付け位置が間違っている
2)サイドカバーの横幅が足らない
のどちらかが考えられるのだが、調べた結果、どうやらサイドカバー側の問題のようだ。そういうわけでサイドカバーを横に伸ばすことにした。
まず、元の形。
修正したもの。だいたい2mmほど引き延ばしている。
なお、裏にはこんな仕掛けをして、引き延ばしてから、隙間をパテで埋めた。
現時点では、ラフな造形にとどめてある。塗装のときにもう少しきちんと表面をならして磨きを入れる予定。
サイドカバーと言っても、バイクになじみのない人には何のことだかわからないと思うので、一応説明してみる。オートバイのエンジンのすぐ後ろ当たり、ライダーが跨いだときに、だいたい足で隠れるあたりには、エンジンの吸気側のエアクリーナーとかバッテリーが納まっている。この位置をカバーするのが、サイドカバーである。
走行性能を左右するような部品ではないが、燃料タンクと並んで、オートバイの造形の印象を決定する重要な部品になっている。特にプラモデルは、見た目だけだから、これを無視するわけにはいかない。当時のオートバイは、タンクとサイドカバーくらいしかデザインの入り込む隙間がなかった。(ちなみに現代のバイクは、そうでもなく、だいぶ凝った形になっている)
まず、実車の参考写真のサイドカバーがこれ。右の矢印はリヤサスペンションの取付け位置、左の矢印は、取付け位置を逃げるためにサイドカバーに作った凹みを指している。
次に、30年前に作ったこのキットで、同じ部分を撮ったのが下の写真。サスペンションの取付け位置と、サイドカバーの凹みがズレていて、凹みが無意味なものになっている。この問題は最近再販されたキットでも修正されていない。
原因としては、
1)リヤサスの取付け位置が間違っている
2)サイドカバーの横幅が足らない
のどちらかが考えられるのだが、調べた結果、どうやらサイドカバー側の問題のようだ。そういうわけでサイドカバーを横に伸ばすことにした。
まず、元の形。
修正したもの。だいたい2mmほど引き延ばしている。
なお、裏にはこんな仕掛けをして、引き延ばしてから、隙間をパテで埋めた。
現時点では、ラフな造形にとどめてある。塗装のときにもう少しきちんと表面をならして磨きを入れる予定。
再開してくださってありがとうございます。ひぐらしさんのこだわりには感服するばかりですが、どんどんフルスクラッチの世界になっていくので大変だなぁとワクワクしつつも底なし沼の状態を心配しております。頑張ってください。応援しております。
by haridy (2018-07-04 17:18)
haridyさんこんにちは。
おっしゃる通り、このキットはフルスクラッチに近い状態になると思います。ただ、解決しなければならない課題は明確になっているので、それを着実に解決していきます。気長にやりますので、ブログのチェックはひと月に一回程度見ていただければよいと思います。
このブログを始めた頃から、基本的にサンデーモデラ―なのですが、最近の世の中はあちこちで「ワークライフバランス」とか「働き方改革」とか叫ばれるようになり、家に早く帰れるようになりました。だから、できるだけ趣味にいそしむ時間を増やしたいと思っています。
by ひぐらし (2018-07-09 07:58)