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2018年秋の出来事(3) [雑文]

(つづき)
~~トランポリンジムの話~~

 これは会社の健康管理室に報告しつつ、メタボ対策として始めたもの。まあ会社というか、もう日本の社会全体で、メタボ予備軍をなんとかしようとしているようだ。生活習慣病にかかる人が多ければ多いほど、健康保険の負担が大きくなるという事情からこのような動きになっているが、こういうことを心配してくれるのは、実際のところありがたい。僕の場合、うつで休職していたときにものすごい太り方になってしまい、健康管理室の指導を受けていた。

 最初は会社で契約しているフィットネスジムで水泳をやっていた。しかし元々小学生の頃から水泳は大の苦手だっただけあってすぐに嫌になってしまう。マシンを使った筋トレも相性が悪い。そうしているうちに、トランポリンジムというのを見つけた。本当はネットで見つけた「大人のためのバク転教室」にでも行ってみようかと思っていたが、年齢的に最初の敷居が高い。その点、トランポリンなら、とりあえず跳ねればいいのだから入りやすい。 

 「入りやすさ」というのは、新しいことを始めるためには、結構重要なファクターだと思う。中高年になって登山やランニングを始める人が多い理由には「入りやすさ」が絶対にあると思う。もちろんどんなことでも、極めていけば、難しさのレベルはどんどん上がっていくから、登山やランニングが単純に易しいことだとは言えない。世界的な登山家ならヒマラヤに登るし、オリンピックのマラソンランナーならフルマラソンを2時間強で走る。それでも初心者にとって入門はしやすいのだ。これだけは確かである。

 さてそのトランポリンだが10月からスタートした。原則週に一回水曜日に通うことにしたのだが、これが想像していたよりも遥かに難しい。単純な垂直飛び(立った姿勢でピョンピョン跳ねるだけ)も苦労した。跳ねているうちに少しずつ位置がずれていき、ネットの外にはみ出してしまう。それが前にずれていくならまだいいのだが、後ろにずれていくと非常に怖い。最初は何度もひっくり返ったり、外に飛び出して壁にぶつかったりした。ジムの方も心得たもので、壁にぶつかっても危なくないようにあちこちにクッションがついている。激突する人がたくさんいるのだろう。

 先に書いたように、実家に見舞いにいったりセミナーがあったりして、毎回必ず通えるとは限らないが、健康のためなので、できるだけ頑張って通っている。いま、膝落ち、腰落ち、腹落ち、背落ちといった、基礎的な技に順次チャレンジしているところ。新しい技に挑戦しようとすると、そのたびに別のところの筋肉痛が起こる。筋肉の「超回復」という現象が起こっているはずだから、これはダイエットに効いている。スタートして3か月で体重が3㎏も落ちた。水泳やマシントレーニングでは得られなかった成果である。
(つづく)

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