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ENZO FERRARI (21) 引渡し式 [キット]

 本日4月1日、エンツォ・フェラーリを依頼人Aさんに、引渡しした。とりあえずワインで乾杯!
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 大切に育てた娘をお嫁に出す父親のような寂しさを感じてしまった。でもAさんは、とてもよろこんでくれた。モデラーとして、これに優る喜びはない。

 なお、このキットは非常に気に入ってしまったので、イエローバージョンを買ってストックしておくことにした。
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 以上をもって、エンツォ・フェラーリの製作記事はすべて終了です。閲覧してくださった皆様、ありがとうございました。腕前は大したことはありませんが、次回作も、良かったら見て下さい。
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ENZO FERRARI (20) 完成 [キット]

 クルマのことはほとんど知らなかったけど、このクルマを作ったのをきっかけに、いろいろと調べものをした。ウィキペディアによると、フェラーリという会社は、アルファロメオのレーシングドライバーをしていた、エンツォ・フェラーリ氏により1947年に創立された会社。レースでの活躍は、いまさら言うに及ばず。ちなみに、1960年代に経営難に陥り、今はフィアットの傘下に入っているそうな。
 今回作ったエンツォ・フェラーリは、創業55周年を記念して、2002年に創業者の名前を冠して発売された車である。デザインは、当時ピニンファリーナ(工業デザインの会社)に在籍していた日本人デザイナーの奥山氏によるものという。日本人がフェラーリのデザインをするなんて、すごいことだ。

 さて、完成したので、記念撮影。
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 実際に組んでみての感想。部品の精度は素晴らしいの一言で、バリやヒケなどほとんどない。合わせも正確だった。全く知らない分野に挑戦するときは、こういうキットでないと安心して作れない。造形が狂っていたとしても、もとの形をよく知らなければ、そのことに気付かないからね。このキットはタミヤが、1/24スケールで再現できる緻密さの限界にチャレンジしたものなのではなかろうか。そんな印象をうけた。

 楽しかった。 ♪ またクルマ作ろう ♪

(先の記事で、「今年の第2弾は零戦52型リアルサウンドアクションセットだ」と宣言しましたが、撤回させていただきます。今年は「陸」がメインになりそうです)


 
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ENZO FERRARI (19) ホイール [キット]

 ホイールの中心部分に跳ね馬のデカールを貼ることになっている。しかし、この中心部分がなぜ別部品になっているのか理由がわからなかった。塗装の塗りわけがあるわけでもないし、おなじメッキ部品なんだから、こういうものこそ一体にしてしまえばよいのに。
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 下は完成図。やっぱり理由はよくわからない。割って欲しいところを一体にし、一体でも構わないところを割る。これって設計者の気分なんだろうか。それとも僕が設計者の意図を汲み取れないだけなのだろうか。
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 さて、このホイールをつけて完成、と思いきや・・・。ぎゃ~~~~。カーボンメッシュのデカールが剥がれてる!!! しかも燃料のキャップが外れかけてる。最後に障害物が待っていた。どうやら、そう簡単に完成させてくれないらしい。修正が必要だ。
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 なお、修正写真は省略する。単に元に戻るだけだから。次回で完成の予定。
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ENZO FERRARI (18) リヤウインドウ [キット]

 リヤウインドウ。まずは、ガラスを貼る前の裏側。このキットは、リアウインドウを開いた状態でディスプレイできるようになっているので、裏側もちょっと丁寧に作ってみた。↓
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 表側、ガラスを貼る前。↓
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 ガラスを貼った後。↓
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 ついでにバックミラー。↓ よく映るねえ。
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 (バックミラーや、跳ね馬のエンブレムに使っている、鏡面研磨されたメタルステッカー、他のキットでは見たことがなかった。高級キットならではの部品なのだろうか。それとも、模型の世界では、ごく最近できた技術なんだろうか)
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ENZO FERRARI (16) ドア [キット]

 ドアを作った。これもまた、塗りわけが難しくて・・・。やっぱり、カーモデルの最大の難所は、ボディなんだな、とまた改めて実感した次第。何しろ誤魔化しがきかないのだ。ほんのちょっとでも、染みや汚れがあると、ものすごく目立ってしまう。

 下の写真は外側。↓ ちょっと塗装面がデコボコしているので、この後、ちょっと磨き直した。ちなみに、手をかけるところがないんだけど、このドア、どうやって開けるんだろう。リモコンでピッとかやると、カチャっと開くのだろうか。
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 下は内側。↓ 内側は、閉めるための取っ手らしいものや、開けるためのレバーらしきものが付いてる。
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 下は、取り付けてみたところ。↓
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ENZO FERRARI (15) フロントカウリング [キット]

 苦しんだ末に、ようやくフロントカウルが完成。このクルマのフロント部分は、エンジンはないけど冷却を随分と念入りにやっているようで、空気の通り道がたくさん作ってあって、なかなか興味深いものがある。

まずは正面。↓
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 トップの部分。ナイロンメッシュ貼り付け。↓
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 この何の変哲もない部品に、非常に苦しめられた。↓ 接着のときに、ミスって接着剤が染み出して、せっかくのボディ塗装が台無しに・・・。嗚呼。l||li _| ̄|○ il||li  その後、必死で修正。
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 裏から見たところ。↓ 矢印部の穴は、ラジエーターの強制ファンの風を逃がす穴のようだ。
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ENZO FERRARI (14) フロントガラス [キット]

 フロントガラスには、バックミラーを直接接着するようになっている。接着剤がはみ出したらガラスを台無しにしてしまう。絶対に「はみ出し禁止」なので、接着部の周辺にマスキングゾルを塗って、ガードした。この方法は初めて試したけど、わりと上手く行った。下は、外側から見たところ。
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 次は内側から見たところ。バックミラーのこの鏡面をご覧あれ。爪楊枝の先がバッチリ写っている。
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 ボディにつけてみた。ワイパーは一本なんだね。
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(追記)
 最近、製作のペースが大幅にスローダウンしている。これには実はわけがある。非常に不慣れな領域に差し掛かっているのだ。というのは、ピカピカのボディ。塗装した直後にツヤが出るのは当然としても、その後工程でせっかく出たツヤが傷んでしまう。例えば、触っただけで指紋がつく。これを拭うと、ツヤが無くなる。無造作に置けば傷がつく。ツヤがあるからほんの少しのことが目だってしまう。そのせいで、何度もやり直しを強いられている。
 とにかく、塗装面をいかに保護するかに最新の注意を払っている。もちろん仕上げを最終工程に持ってくることができればいいのだが、必ずしもそう行かない部分もある。これは、カーモデル独特の難しさなのかもしれない。
 たぶんこれを一台仕上げたら、どこで力を入れて、どこで手を抜くか、わかって来るだろう。それまでは愚直にやるしかない。実際に作ってみなければわからないことがたくさんあるものだ。
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ENZO FERRARI (13) エアクリーナー [キット]

 エンジンルームを開けたところに、でっかいエアクリーナーがついている。一番目立つ、言うなればエンジンルームの顔だ。念入りに仕上げなければならない。

 ところで、この部品にもカーボンメッシュのデカールを貼ることになっている。下の写真は塗装が終わった部品と、そのデカール。大きさの比較のために爪楊枝を写す。
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 こんなやばい形、まともに貼れるんだろうかと思いつつ、とりあえずやってみたら、案の定失敗した。切れ目のところを撫で付けているときに、こんなふうにめくれてしまう。ここはパッチを当てて修正した。
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 下は完成図。
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 エンジンルームにつけてみた。跳ね馬のマークがカッコいい。
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 なお、この跳ね馬を付けるとき、また事件発生。このマークは粘着剤付きの金属でできていて、ポリフィルムにくっついている。これを貼りたい部分に乗せて、こすって粘着させ、そのあとフィルムだけを剥がすもの。これをやったら、先に貼り付けたデカールが剥がれてしまった!表面が乾燥したから、しっかり定着したと思い込んでた。痛恨のエラーだ。
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 デカールを貼りなおして、木工用ボンドまで動員し、どうにかこうにか解決。写真には光の加減で映りにくいが、実物には段差ができていて、よく見るとわかる。こういう失敗を防ぐには、結局経験を積むしかないんだ、と思う。

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ENZO FERRARI (12) リアフェンダー [キット]

 ぼちぼち、ボディの赤が登場してくる。リアフェンダーの組立て。まずはフェンダーの塗装。
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 このクルマのエンジンは6000CCもあるだけあって、よほど熱をもつらしい。リアフェンダーにオイルクーラーがついていて、ドアの後ろから風を取り入れて冷やすようになっている。左右で大きさが違うのは、なんでだろう。
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 ここまで組んで、気づいてしまった。ぎゃ~~~ショック!! カーボンメッシュのデカールを貼るのをすっかり忘れていた。ということで、せっかく接着したけど、剥がしてやり直し。出来上がりは下の写真の如し。この曲面だから、マークソフターは必需品だ。正直に言うと、失敗してツギハギだらけになってるけど、そんなに目立たないでしょう。(汗)
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ENZO FERRARI (11) ナイロンメッシュ [キット]

 もう一つ、心憎い演出があった。空気取り入れ口なんかのグリルを再現するためのナイロンメッシュがついている。説明書に形状が印刷してあって、この通りに切り抜けと書いてあるが、「はて、どうやって切り抜こうか」としばし考えこんだ。
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 結局、次の2ステップで行くことにした。まず説明書のコピーをとって、ナイロンメッシュに木工用ボンドで貼り付けて、よく乾かしたあと、ハサミで切り抜く。
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 その次に、水に浸して、木工用ボンドを溶かして剥がす。木工用ボンドは水溶性だけど、一旦乾いたボンドが全部解けるには相当に時間がかかるようだ。でも、塗装用の筆で軽く撫でたら、あっさりと上手くいった。
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 下はリアフェンダーのところのエアダクトにつけてみたところ。
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