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カレーライスと酸辣湯麺 [自炊研究]

まずは下の写真をごらんいただきたい。僕が自分用に作った料理である。(自己流)

ソーセージとホウレンソウのカレー。
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酸辣湯麺。(サンラータンメン)
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 なんでまた唐突に料理など始めたか。

 僕が一人暮らしを始めたのは、会社の独身寮を出たときだから、もう20年にもなる。それにもかかわらず、食事はほとんど外食ばかりだった。料理に凝ったことなど一度もなかった。

 最近、タバコをやめたことはすでに書いた通りである。「我慢すればそれなりに良いことがある」ということを学習した。良いことの中で最大のものは、もちろん「健康」である。しかし、そもそも禁煙したきっかけはタバコ代が上がりすぎて、払うのが馬鹿馬鹿しくなったことだった。1日1箱で440円、1ヵ月で13200円。これがそっくりそのまま懐に残る。

 それを考えたら、欲が出てきた。食費だって外食を我慢すれば、節約できるのではないだろうか。例えば、一日1000円の食事代なら、1ヵ月で3万円である。実際は、赤提灯で一杯やったりすることを数えると、もっとかかっているような気がする。おそらく1日平均で2000円弱くらいはかかっているのではないか。(家計簿をつけずにいままで来たから正確にはわからないけど)1ヵ月で6万円弱くらはかかっていたのではないだろうか。それが自炊することで仮に2万円に抑えることができれば、それはやっぱり僕にとっては凄いことなのだ。しかも、それは、普通の家庭で、普通にやっていることなのである。

 それで、まずは手始めに会社に弁当を持って行くことにした。これはなんとか軌道に乗った。「ひぐらし標準弁当」というのを考えたのである。
■ご飯
 ・・・0.5合分に、ゴマのふりかけ、梅干2個。たくあんを3切れ。
■おかず
・・・
 たまご焼き(たまご1個分)、
 ミニトマト3個程度、
 ホウレンソウのおひたし
 イシイのミートボール2個

 ホウレンソウがブロッコリーに変わったり、ミートボールがチキンハンバーグになったりすることもあるが、まあ基本的にほとんど変わらない。毎日毎日これを持って行く。飽きたらどうするか? そのときはそのときで考える。さほど大きな問題ではない。もともと味覚が大雑把だから、こういうときは便利だ。

 次に普段の夕食や、休みの日の食事で、外食をどうやって防ぐかが問題になるが、ひとつ、非常に大切なことに気づいてしまった。それは「自分で作る料理が外食よりおいしくなければ、外食を無くすことは出来ない」ということである。逆な言い方をすると、「あの店のあれが食べたいな~」と思ったとき、それと同じものを自分で作れるなら、「やっぱりやめた。もったいないから自分で作ろう」となる。

 ついつい、外食してしまう美味しいメニューは僕の場合は、カレーとラーメンである。まずはこれを克服しようと考え、一応の完成形を得たのが、最初の写真の2つである。

(カレーの作り方)
1.ハウスバーモントカレーのルー6人分の1/6を水150ccに溶かして、ルーを作る。
2.ソーセージを炒める
3.ホウレンソウをゆでる。
4.ご飯を炊く。
5.盛り付ける。
これで、CoCo壱くらいの味は出る。あとはトッピングを工夫すればいくらでもバリエーションは作れる。

(酸辣湯麺の作り方)
1.サッポロ一番(しょうゆ味)を作る。
2.できたラーメンに黒酢を大さじ2杯、ラー油を大さじ1杯入れて混ぜる。
3.お好みで野菜炒めやナルトをトッピング。
こんなんでも、そこそこ、おいしい。辛いのが好きな人はラー油を2杯にする。ベースになるラーメンにスーパーで売ってる喜多方ラーメンみたいなちゃんとしたものを使えば、もっとお店の味に近づく。

 なお、次回やろうと思っているテーマは、とんかつ、酢豚、麻婆豆腐。この辺は、カレーとラーメンの次に、お店にトラップされやすい強敵なのである。
 外食を無くすのが目的である以上、自分が普段、外食で食べたくなるものを優先的に攻略していかねばならない。本日、継続的研究を決意して、新カテゴリー「自炊研究」を立ち上げた。


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コメント 6

たけのこ。

偉いっ!今、話題のお弁当男子じゃないですかっ。

自炊は塩分や油を控える事が出来るし、健康面を考えたら素晴らしい取り組みですね。

トンカツなどの油料理は片付けの面を考えると、どうしてもお店で買ってしまいますが、ひぐさんは今何でも挑戦してたくさんレパートリー増やして、ブログで楽しませて下さいね。

期待してます!
by たけのこ。 (2011-11-19 19:57) 

ひぐらし

たけのこ。さん、こんにちは。「弁当男子」などという言葉が話題になるのは、世の中で、まだそういうことをする人が少数派だからだと思います。プロの料理人は、男性の方が圧倒的に多いのに、家庭で料理をする男性が少ないのはなぜなんだろうと考えてみました。
 僕が幼い頃、日常、料理をするのは母親で、父親が料理をする姿は、見たことがありませんでした。そういう家庭で育った男の子は自然に料理をしないようになるでしょう。つまり、合理的な理由は特になくて、「そういうものなんだ」という思い込みがあるだけ。
 でも、プロの料理人の見事な手捌き、包丁捌きを見ていると実にカッコいいものです。きっとのその息子は自然に、料理をするようになるのでしょうね。

by ひぐらし (2011-11-20 13:41) 

ぶたりんご

やぁ、ひぐらしさんもとうとうそういう日が来たのですね。私の周りの男性の料理は皆本当においしいです。夫の餃子、セロリと牛筋の炒めもの、若鶏の中華風丸ごと煮込み、鯛の兜煮、父親の煮物、味噌汁、焼き魚、息子の特性アラビアータ、カルボナーラ、鶏肉のグリルバジルソースなどなど。私が皆の腕を磨くチャンスを与えているのは事実です。ハイ。
主婦の料理はマンネリ化しているというか、ながら料理の手抜き料理だから、いまいちなのかな?特に私は。この間自分が食べたかったこともあり、ビーフシチューを作ったら、久々に好評で、娘に「やればできるじゃん」と言われてしまいました。私の周囲の男性の一人として、今度は是非ご馳走して下さい。辻堂駅前にスーパーができたことも「渡りに船」ですね。よろしく。
by ぶたりんご (2011-11-20 18:42) 

るるぶぅ

ラーメンは確かにインスタントより生麺のほうが美味しいかもしれません。麺専門店や中華街などで売っている、たまご麺とかも面白いですよね。カレーは凝り性のひぐらしさんは、そのうち何十種類のスパイスを利かせた、本格カレーを作られるかもしれませんね!料理はこれでなければいけないというのはないと思います。創作で美味しければ、それでいいのだと思います。次のメニュー楽しみにしています!
by るるぶぅ (2011-11-22 22:51) 

ひぐらし

ぶたりんごさん、こんにちは。男性、女性に限らず趣味で作る料理は、大抵の場合、自分の好きなものを、気が向いたときに作るものです。だから、その場合、かなり美味しいものを作ると思います。対して、主婦が主婦業として、毎日、家庭でする料理は、家族全員の栄養や健康を考えたりするので、性質がかなり違うと思います。毎日毎日、趣味の料理のように味を極めようとしていたら、主婦は体がいくつあっても足りないと思います。だから、ぶたりんごさんも、美味しいものを食べたいと思ったら、趣味の料理人に、どんどん頼むのがよいと思います。
by ひぐらし (2011-11-23 19:58) 

ひぐらし

るるぶぅさん、こんにちは。そりゃあ、生麺の方が断然美味しいですよ。ただ、インスタントでも、この程度のことで、格段に美味しくなることに気づいたので、この記事ではインスタントにこだわってみました。
 記事に書いた、とんかつと麻婆豆腐は、やってみましたが、まだ記事にできるほどの完成度は得られておりません。次の記事は期待しないで待っててください。(笑)
by ひぐらし (2011-11-23 19:59) 

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