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絶版キット [キット]

 8月13日の夕方、千葉の実家に帰省した。甥(姉の子)は、もう中学3年、来年は高校入試だそうだ。それで考えたのだけど、僕が先日作ったセスナなんかは、買って15年以上も寝かせておいたキットだ。15年というのは、生まれた子供が高校生になってしまうだけの年月なんだ。そう考えると、感無量。長いような短いような。自分が年取るのも当たり前のような・・・。 _| ̄|○

 自宅にあったプラモのキットを持ち帰って来た。多分絶版になっているキットだと思う。マニアにとっては貴重品、普通の人にとってはただの古いガラクタだ。

 第一群は、オオタキ(その前は「大滝製作所」って名前だったような・・・)の1/48の戦闘機シリーズ。買ったのはおそらく大学生の頃。オオタキというのは、すでに無くなってしまったプラモデルの会社だ。

 紫電の箱を開けてみる。中に入っている説明書なんかは、変色してしまっている。でも、デカールなんかはまだ使えそうだ。

 箱の横に製品ラインナップが印刷してあって、僕が小学生の頃に挫折した赤とんぼが載っている。この金型をARIIが受け継いだものらしい。僕が先日作ったのはそれだ。パッケージの写真も全く同じだった。

 第ニ群は、水木しげるの妖怪系図のシリーズ。メーカーは日東科学。ちなみに僕は昔から「ゲゲゲの鬼太郎」が結構好きだったりする。(^ ^; 日東科学は一回潰れたようで、このとき妖怪系図のシリーズの金型は童友社という会社の手にわたり、ここからしばらく販売されていたが、今は絶版になっているようだ。日東科学は、現在は日東科学教材という社名で再建されている。(ネット情報)

 こなきじじいの箱を開けてみると、じじいの着ている蓑に使うんだろう、なんかの草でできた部品が入っている。このキットの作り手があれこれ考えたことが伺える。こういうのがあるからキットって好きなのだ。しかもパッケージが洒落ている。「趣味の妖怪 御祓い済 日東科学 責任者 益田○ 謹製」というお札がすべてのキットに貼ってある。○は字が小さくて読めない。


 こいつらはもう、どれも作らないまま永久保存だ。マニア市場で、一体いくらくらいで取り引きされてるのか、ちょっと興味があったりする。(笑)


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