「紅の豚」サボイアS21F（1） テーマ決定

　Ｆ-14Aトムキャットの製作は終わり、あとはディスプレイを残すのみとなった。次のテーマはどうしようかな、と終盤にさしかかった頃からずっと考えていた。いろいろ考えた末、スタジオジブリのアニメ映画、「紅の豚」に登場する飛行艇、サボイアS21Fに決定。

　このキットはファインモールドという会社が出しているもので、実際のところ、1/72のキットはずいぶんと前から出ていたようだ。私の場合、飛行機は1/48しか興味が沸かないので、やる気が起きなかったのだが、昨年2006年の10月に幕張でプラモデルラジコンショーがあった折、1/48が出るという話をファインモールドのブースで聞いた。説明員のお兄さんに話を聞いたとき、「金型は最初から設計しなおしました」と、力説していた。いつもの行きつけの模型屋さんに行ってみたところ、すでに入荷していたので、早速購入。そのままストックになっていた。

　さて、最近、何気なく、ファインモールドのサイトを見てみたら、なんと！！「後期型」が発売されている。映画の中で、ポルコの機体がカーチスに撃墜されたとき、ポルコが、ミラノのピッコロ社に修理を依頼。壊れた機体をピッコロ社の社長の孫娘、フィオが、修理して再生した機体、これが後期型だ。特徴は前の方にフィオが乗るところがある。それだけ？　素人目には、ほぼそうかも知れない。（笑）

　しかし、このキット、何しろジーナのフィギュアがついている。初期型にはポルコのフィギュア。ちなみにカーチスのキットにはカーチスのフィギュア。つまり、全部のキットを買わないとフィギュアが全部揃わない。ファインモールドさん、商売が上手いよ～。

　後期形には前の方に乗るフィオの人形がついてる。やっぱし、キャラクターは揃えたい。そういうわけで、ファインモールドの戦略にまんまとはまり、後期形を作ることにした。こうなったら、カーチスまで作らないと、気がすまない。まいったまいった。

　説明書をみると、ウンチクがすごい。しかも肝心の組立や塗装の説明がかなり親切。組立が楽しみだ。

コメント 4

こんにちは(^^♪
ボクは以前、前期型のサボイア１／４８を制作した事がありますが、塗装を早く乾燥させたくてファンヒーターの前に置いたら、羽がフニャフニャになってしまい、大失敗しました(ーー;)
とてもカッコイイ機体なので、いつかリベンジしたいと思ってたので、ひぐらしさんの制作記事が楽しみですヽ(^。^)ノ
色々と参考にさせて頂きますね。
ところで、後期型は、エンジンが載せかえられています。
ラジエーターが巨大化していますね(^_^;)
ボクは前期型のほうがスッキリしていて好きなのですが、ジーナとフィオのフィギュアには惹かれますねぇ(*^。^*)
by どろぼうひげ (2007-04-13 19:23) 

おおっ！！　変化球で来ましたね！
私もジブリ系のメカは好きです（ハウルも作ったし　紙ですけど）
プロペラとか回したりするのでしょうか？　楽しみです。
ファインモールドの商品なので、安心して組み立てられるのでは？
頑張って下さいね。
by borsalino3 (2007-04-13 23:04) 

どろぼうひげさん、こんにちは。さすがにお詳しいですね。説明書を見てみたら確かに、エンジンが大きくなってました。しかもフィオの乗るところ、プロペラのすぐ後ろ。危ない危ない。フィギュアは、今度ばかりはごまかしが効きません。みんな顔を知ってるので。
by ひぐらし (2007-04-15 03:30) 

ボルサリーノ3さん、変化球という言葉には笑えました。確かに今までは直球でしたが、少々ノンフィクションの世界に遊んでみたくなりましてね。Ｆ-14は、修正が多くて少々疲れたしまったので、ちょっと楽な、素組みで行けそうなのを選んでみました。ファインモールドは評判がいいので、楽しみです。プロペラを回せるか・・・。それはこれから考えてみます。
by ひぐらし (2007-04-15 03:41)