「紫電」 タミヤvsハセガワの研究(5) エンジン [キット]
エンジンを作ってみた。まずは部品構成。
ハセガワは、5部品。(中心のプロペラのシャフトが入る部分は2分割のものを接着してしまってから写真を撮っていないことに気づいた。失敗!)
これに対してタミヤは3部品。
中央部のプロペラの入る部分は、タミヤは1部品で作ってあるのに対し、ハセガワは4部品に分けている。こういうところはハセガワらしい。ところがシリンダーを見てみると、変な省略をしている。紫電のエンジンは、「誉」という2000馬力級のエンジンで、放射状のシリンダーは、前9気筒、後9気筒の全部で18気筒ある。ハセガワは1つの部品で前のシリンダーのみ作り、後ろは省略している。この省略はして欲しくなかった。ハセガワらしくない。
タミヤは前列後列ともに省略していないが、なんだか、カウリングのサイズに比べてエンジンのサイズが小さい。これ本当に「誉」なのかなあ。まさか他の機種の「栄」か何かを流用したなんてことはないだろうなあ。これは要調査。シリンダーのフィンも彫りが浅くて、凹凸があまりないので、陰影をつけるための墨がうまく入ってくれない。
そういうわけで、今回は双方に不満の残る結果になってしまった。
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