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昔のキット(2) ガンプラ [キット]

(続き)
 オートバイに紛れて、ガンプラもあった。「機動戦士ガンダム」の放送が始まったのは、僕が高校1年生(昭和55年)の頃で、友人の中でも、アニメファンはさかんに話題にしていたが、僕のアニメ熱は「宇宙戦艦ヤマト」を最後に冷めていて、その頃は興味を持てなかった。今更言うのもなんだが、ここまで人気が出るとは想像もつかなかった。大学生の頃、家庭教師のバイトで教えていた中学生の男の子も夢中になっていた覚えがある。

 下の写真の2つのキットは、たぶん大学生時代、オートバイモデルに凝っていたとき(推定1985年頃)に、きまぐれに買ったものらしいが、動機はよく覚えていない。少なくともガンダムのストーリーは知らなかったので、ストーリー性とは無関係に、単純にデザインの気に入ったものを買ったのではないかと考えられる。
まずは、ザク。




 次にズゴック。




 ガンプラの愛好家は、たくさんいるので、僕のような何も知らない人間が語る資格はないと思うが、少なくとも興味があるのは、現代のガンプラキットと、写真に写っているこの昔のキットにどんな差があるのだろうかということだ。20年以上売れ続けているヒット商品ならば、設計の見直しが当然何回か入っているはずで、その間、設計技術だって進歩していて(例えば3DのCADが一般的になった等) 、昔だったら難しかった3次元的な設計が今なら自由自在にできるようになっているはずなのだ。

 そういうところにスポットを当ててキット研究してみるのも面白いだろうと思う。たとえば関節のジョイント。最近のはボールジョイントが使われているらしいが、このキットをみると、関節はいわゆるユニバーサルジョイント(直交する二つの軸を組み合わせたもの、ボックスレンチの先端にあるようなもの)が使われている。この辺に2次元CADで設計したらしい形跡が見受けられるのだ。

 でも、僕はやっぱりこの分野に関しては、よそ者のような気がする。(笑)


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コメント 2

Bor3

連投でごめんなさい。
現在のガンプラは1/100スケールはMG(マスターグレード)というカテゴリーになっています。
良くも悪くも進化して内部もフレームを含むメカがデフォルトで再現してあります。これは、塗装や改造の際の障害になります。雑誌作例でもあまり、内部を見せる事が無いように思います。 この、フレーム再現により価格は5倍に跳ね上がりました。
内部フレームはABS素材になっているので、特にエナメルによるウオッシングに非常に弱く、割れなどのトラブルが頻発している模様です。
関節もお書きになられた通りのモノや、引出し式、二重関節等のモノもあり可動範囲は凄い事になっています。
最近のガンプラの向かっている方向が私には違って来ていると思えるんです。ガンプラが楽しめるのは向こう2年くらいでしょうかねぇ。
by Bor3 (2007-08-18 00:37) 

ひぐらし

NOidさん、親切な解説をありがとうございました。実は密かに期待してました。(^o^)
 おっしゃること、ある期間にわたってずっとウォッチングしていないと知り得ない問題意識だと思いました。へぇ~~っと納得してしまいました。僕のストックは、値段を見るとザクが1000円、ズゴックの方が800円。現在は・・・確かに高いですね。愛好家の年齢が上がっているってこともあるのかも知れませんね。
by ひぐらし (2007-08-18 01:18) 

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