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タミヤRG250Γ(2) エンジン [キット]

 エンジンを作った。一箇所ミスった。エアクリーナーからキャブにつながるダクト、削ってしまった。これは、エアクリーナーの組み付け状態を勘違いし、仮組みでうまく組めなかったため、部品の不良かと思って整形してしまったのだった。まあ小さなことは気にしない、気にしない。

 このエンジンは全く洒落っ気がなく、単に黒いだけで、クランクケースカバーのSUZUKIのロゴも黒いまま。溝に白エナメルを流し込んでみようかと、ちらっと思ったが、やっぱりやめた。銀のドライブラシをかけても見たが、仕上がりが今一つだったので、やり直して、結局、本当に単純なセミグロスブラックのみ。キャブだけは墨入れして陰影をつけた。

エンジン.jpg


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バイク思い出話(10)

 先に、大学時代の八王子の友人の話をしたが、彼とは付き合いが途絶えている。この話はバイクとは少し離れてしまうが、書いておこうと思う。思い出を手繰ると連鎖的にいろいろなことが出てくるものだ。

 彼、A君は、東京の八王子にある法科の名門、C大学の法律学科に通っていた。ところが、大学3年のときに、自分の進路に悩むようになった。どういうわけか「法曹界に見切りをつける」と言ってC大学を中退してしまい、別の大学に入った。

 ところが、この大学も長続きしなかった。僕が大学を4年で卒業し、今の会社に入って間もなく、彼は突然、まるで僕に遅れをとるまいとするかのように、ある小さな会社に就職した。つまり二つ目の大学も中退してしまったのだった。

 就職してからも、なかなか一つの会社に落ち着かなかった。どの会社も2年くらいでやめてしまう。しかも転職するたびに労働条件が悪くなってくる。悪循環に陥ってしまった。そんな状態が10年くらい続いたある日、彼から電話があった。「金を貸してくれ」と言う。(つづく)
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