お盆の光景 [雑文]
8月11日から、17日まで、千葉に帰省してきた。長い夏休みだった。お盆には、例のごとく、きゅうりで馬を作ったが、今年は、とうもろこしの毛で尻尾も作ってみた。(笑) なすは今年はなし。
8月15日は終戦の日。63年前の1945年は、お盆にご先祖様をお迎えするどころではなかったと思う。正午に玉音放送が流れ、ポツダム宣言受諾の旨、昭和天皇からラジオ放送があった。
例によって正午に1分間の黙祷を捧げた。何を念じるわけでもない。ただただ、戦没者の冥福を祈るばかりである。
8月17日は、帰宅の途中、靖国神社を参拝し、その後、遊就館の展示を見た。欧米列強が海外に進出し始めた頃からの歴史が、終戦まで綴られている。最後の方に、特攻で、彗星33型(艦上爆撃機)が空母エセックスに突入する直前の写真があった。おそらく米軍側から撮影されたものだろう。この写真、パイロットの姿が写っているわけではない。でも、彗星の機首が、パイロットの顔に見えた。ものすごい気迫を感じた。写真に魂が宿っているようだった。これを見たとたん、我慢していた涙があふれてしまい、あわててその場を立ち去った。
8月15日は終戦の日。63年前の1945年は、お盆にご先祖様をお迎えするどころではなかったと思う。正午に玉音放送が流れ、ポツダム宣言受諾の旨、昭和天皇からラジオ放送があった。
例によって正午に1分間の黙祷を捧げた。何を念じるわけでもない。ただただ、戦没者の冥福を祈るばかりである。
8月17日は、帰宅の途中、靖国神社を参拝し、その後、遊就館の展示を見た。欧米列強が海外に進出し始めた頃からの歴史が、終戦まで綴られている。最後の方に、特攻で、彗星33型(艦上爆撃機)が空母エセックスに突入する直前の写真があった。おそらく米軍側から撮影されたものだろう。この写真、パイロットの姿が写っているわけではない。でも、彗星の機首が、パイロットの顔に見えた。ものすごい気迫を感じた。写真に魂が宿っているようだった。これを見たとたん、我慢していた涙があふれてしまい、あわててその場を立ち去った。
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