実体顕微鏡

実体顕微鏡を買ってしまった。ホーザンのL-50型。



　一般的の人が「顕微鏡」という言葉から思い浮かべるイメージは、学校の生物の授業で使ったような単眼のもので、プレパラートの上に薄くスライスした標本を載せて、カバーガラスで覆って、その場所にだけピントを合わせて見るようなものだと思う。これで、タマネギの細胞を何百倍という倍率で見たことのある人はたくさんいると思う。

　でも、実体顕微鏡というのは、そんなに倍率が高いわけではなく、標本をスライスなんかせずに、そのまま観察するもの。僕の知っている限りは、みんな双眼で、立体的に見えるようになっている。

　この顕微鏡は、かつて僕が会社で愛用していたものと同じもので、非常に使いやすかったので、ずっと欲しいと思っていた。なぜ、こんなものが欲しいかというと、プラモデルの塗装の塗り分けのときに、細かい部分が見えないから。（笑）　虫眼鏡を使えよ、と言われるかも知れないが、一度、この顕微鏡を使ってしまったら、その素晴らしい見え方に絶対に感動するはず。

　うちの会社で取引のある工具屋さんで見積もってもらったら、定価よりだいぶ安かったので、ついに買ってしまった。ちなみに倍率は10倍と20倍が切り替えられる。これから塗装がだいぶ楽になるぞ♪