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温度計 [雑文]

 律儀なN添さんが、今年の夏もギフトカタログを送ってくれた。どれにしようかな~とずっと考えて、結局選んだのがこれ。湿度計付きの温度計。文字盤が大きくて非常に見やすい。しかも温度も湿度もバイメタル式で、電池が要らない優れもの。

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 先日、他の記事でちょっと書いたが、東日本大震災が起こってから節電をずっと心がけている。一番電気を喰うのがエアコンだと思うので、夏も冬もエアコンは使っていない。盛夏は窓を開け、ひたすら扇風機をかけながら裸で過ごす。ときには濡れタオルを体にかけて冷やす。冬はエアコンを使わず、灯油ストーブを新しく買ったが、暖房費はかなり安い。昨年の冬の灯油代は、18リットル1700円の買い物を4回しただけ。ひと冬の暖房代が6800円なら結構安いではないか。

 ところで、こうやって気温と戦っているわりには、なぜか今まで温度計を持っていなかった。「今いったい何度あるのだろう」と思う一方で、「気温が何度であろうとも、要は耐えられるかどうかが大事なのであって、数字を知ったところでどうなるものでもない」とも思っていた。しかし、やはり温度を測定して数値で把握した方がいい。というのは、数値で把握できないと記録ができないのである。

 自分の体感する温度と実際の温度はずれていることがある。例えば秋から冬にかけて、ある温度を境に暖房が必要になる。その温度をAとする。冬が終わって暖かくなりはじめ、ある温度を境に暖房が要らなくなる。その温度をBとする。本来、体が同じならAとBは同じであるはずなのだが、実際はおそらく同じにはならない。Bの方が高いような気がする。つまり春になって気温がしきい値を超えても、それまで暖房を使う習慣が定着しているため、それを引きずって暖房し続ける。その分、灯油を無駄に消費することになる。

 そこらへんに興味がある。これからだんだん寒くなっていくとき、長袖シャツ長ズボンを着なければならなくなり、重ね着をしなければならなくなり、そしてついにストーブを焚かねばならなくなる。「もう無理だ~!」と思うその温度は何度なのだろう。その境目の温度は、暖かくなっていくときに暖房をやめる目安になる。そうすると無駄な灯油を買わなくて済むということになる。ちょっと楽しみが出来た。

 ところで、9月30日の日中の室内の気温は34℃だった。裸で過ごしたが、扇風機なしでも、さほど暑いとは思わなかった。10月1日の朝の室内の気温は27℃まで下がっているが、やっぱり裸で過ごしている。しかし今年の夏、濡れタオルを体にかけなければとても耐えられない日が何日かあった。一体、何℃くらいになるとあの状況になるのだろう。もしかして体温を超えていたのではないか、なんて思ったりする。まあいい。来年測るのを楽しみにしておこう。
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Mad Scientist N添

ひぐらしさんらしいのを選んだね(^^)。

温度と湿度は快、不快を表す指標になる。
それと、身体は季節によって、多少なりとも変化するんじゃなかったかな?

これから灯油が必要になる季節。
喚起には気をつけてね~。

P.S. 冬場、布団乾燥機を寝る1時間くらい前までにかけておくと…やめられませんっ!おぬぬめ。
by Mad Scientist N添 (2012-10-10 22:22) 

ひぐらし

N添さん、こんにちは。この記事を書いたのが10月1日で、今日は13日ですが、この期間で5℃も下がりました。なんだか一気に涼しくなる気配ですね。

25℃を下回るとパンツ一丁ではいられなくなってTシャツを着ます。さらに24℃を下回るとズボンを履きたくなることがわかりました。ストーブに火を入れたくなるのははたして何度なのか。毎日楽しみです。

 この温度計は時計の隣において、常に見ています。いいものをもらいました。ありがとうね。
by ひぐらし (2012-10-13 08:51) 

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