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2015年ラジオ音響技能検定試験・受験体験記 [雑文]

(ちょっとタイミングがずれていますが、これは昨年2015年秋のお話です)

 2014年の秋に、ラジオ音響技能検定試験の4級を受けたときのことを書いた。

興味のある方は下記URLを参照
http://shonankit.blog.so-net.ne.jp/2014-11-14
http://shonankit.blog.so-net.ne.jp/2014-11-15
http://shonankit.blog.so-net.ne.jp/2014-11-15-1
http://shonankit.blog.so-net.ne.jp/2015-03-31

 正解発表のとき、この検定試験は2015年の秋で休止になるというお知らせがあった。僕は、この試験を1年で1級ずつ受けて行こうと思っていたのだが、あてが外れてしまった。翌年2015年(最後の機会)は3級と2級を同時に受験するのが精いっぱいである。それで、気合を入れて問題集を買い込み、勉強を始めた。・・・と思いきや、例の心の病にかかってしまい、勉強どころではなくなってしまった。

 やっと頭が働くようになり、復職したのが2015年7月。しかしその後、低血圧で倒れて病院に担ぎ込まれたり、それが原因で、頸椎を傷めたり、酷い肩こりになったりして、もう秋まで全く勉強できず。買ったテキストは3級をざっと読んだだけで、2級は手つかず。問題集は3級も2級もどちらも手つかず。

 こんな状態のまま当日を迎えることになってしまった。もう、「自分の健康状態が悪くなったのも運命であり、つまるところ神様は、今の実力でチャレンジせよと言っているのだ」、と割り切ることにした。

 さて当日、2015年11月8日。試験会場は前年と同じ、蒲田の日本工学院である。3級が午前、2級は午後だった。3級のときは、教室で日本工学院の学生らしい若者たちがにぎやかに談笑していたが、2級のときは、学生らしい受験生がほとんどいなかった。こちらは社会人の方が多いようだ。

 その週の週末11月13日に、正解が発表されたので、自己採点してみたら、3級は8割、2級は6割とれていた。結果どちらも合格。ほっとした。決して立派な成績ではないが、何しろこの試験が最後なので、まぐれでも何でもいいから合格したかったのだ。1級が受験できなかったのが心残りだが、こちらはもうアマチュア無線の試験で代わりにしようか、と考えている。

 というわけで、青春時代に受けたかった検定試験、終わってしまう間際に受験できてよかった。これにて、青春の忘れ物、ひとつ取戻し完了、ということにしておこう。

23級.jpg

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ぶたりんご

おめでとう。よかったね。ぜひ一級を受けてほしかったが。受験者が少ないんだろうね。今やラジオもインターネットで聞く時代だからね。しかし、ラジオの全盛時代も忘れてはいけない。そのような昔のものも大切にする心も、日本人の良さなんだから。
久々にブログが更新されて、楽しませてもらいました。
by ぶたりんご (2016-03-16 00:20) 

ひぐらし

ぶたりんごさん、こんにちは。インターネットラジオの「ラジコ」が始ったのが2010年だそうです。この話を聞いたとき、僕は、もう従来型のラジオは、淘汰されてしまうかもしれないと思いました。でも2011年に東日本大震災が起こったとき、携帯電話やインターネットなど、ケーブルを使う通信網は総崩れになってしまい、結果、空を飛んでくる電波、つまり従来型のラジオが見直されたのでした。従来型のラジオの技術は、そういう意味で重要なのだと思います。今ではAMのラジオ局が同じ内容の放送をFMでも流しています。
by ひぐらし (2016-03-23 21:49) 

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