ロボット大回転レストア(6) [ロボット大回転]
【腕の取付け】
前の記事で、腕の付け根を外すために、圧入リングを削って切断してしまった。壊さなくてもいいところをわざわざ壊したように見えるかも知れないので、腕を外さなければならない理由を書いておく。
1)他の個体から部品を移植するとき
今回のケースがまさにこれ。四つ穴円盤、風車型板バネが無くなっていたので、他の個体からこれを取り出して移植した。
2)腕にひどい汚れがあるとき
3)腕に損傷があるとき
いずれも外して、洗浄、修復の作業をする必要がある。
4)ギヤボックスに手を入れるとき
ギヤが壊れているケースがあり、ここを開こうとすると腕がかなり邪魔になる。今回はこの理由もある。(後の記事で説明)
さて、そうすると、今度は「これを再び組むにはどうすればよいか」という話になるわけだが、それには下のような「補助リング」を作って、圧入リングの外側に取り付けて芋ねじで締め付ける方法をとることにした。(注1)
下の写真は取りつけた状態。これで両腕がつながった。
***
(注1)「補助リング」は、なじみの機械加工屋さんに頼んで、アルミで削りだしてもらった。最初、圧入リングそのものを複製することも考えたが、形状が完全な円断面ではないためコスト的に不利。それより新しい部品を一つ追加した方がよい。肩カバーの内側には、幸いにして十分な空間があって、補助リングを入れても問題はなかった。
前の記事で、腕の付け根を外すために、圧入リングを削って切断してしまった。壊さなくてもいいところをわざわざ壊したように見えるかも知れないので、腕を外さなければならない理由を書いておく。
1)他の個体から部品を移植するとき
今回のケースがまさにこれ。四つ穴円盤、風車型板バネが無くなっていたので、他の個体からこれを取り出して移植した。
2)腕にひどい汚れがあるとき
3)腕に損傷があるとき
いずれも外して、洗浄、修復の作業をする必要がある。
4)ギヤボックスに手を入れるとき
ギヤが壊れているケースがあり、ここを開こうとすると腕がかなり邪魔になる。今回はこの理由もある。(後の記事で説明)
さて、そうすると、今度は「これを再び組むにはどうすればよいか」という話になるわけだが、それには下のような「補助リング」を作って、圧入リングの外側に取り付けて芋ねじで締め付ける方法をとることにした。(注1)
下の写真は取りつけた状態。これで両腕がつながった。
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(注1)「補助リング」は、なじみの機械加工屋さんに頼んで、アルミで削りだしてもらった。最初、圧入リングそのものを複製することも考えたが、形状が完全な円断面ではないためコスト的に不利。それより新しい部品を一つ追加した方がよい。肩カバーの内側には、幸いにして十分な空間があって、補助リングを入れても問題はなかった。
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