2018年秋の出来事（4） [雑文]
（つづき）
～～将棋の話～～
先の記事で20年ほど前に、囲碁をちょっとだけ齧った話をしたが、実は、それとほぼ同じ時期に将棋もやる気を出してしまい、谷川浩司九段の将棋講座の通信教育を受けた。（なんか通信教育ばっかりだけど、こういうのが好きなんだからしょうがない（＾o＾））。添削問題を解いて成績を付けてもらって、結果によって棋力を判定してくれる。このとき初段の推薦をもらった。日本将棋連盟にこの推薦状を送って所定の認定料を払えば、初段の免状をゲットできるところまで行っていたのである。
免状には、そのときの名人と竜王の署名が入る。僕は当時から谷川さんと羽生さんのファンで、この二人が名人と竜王になったら申請しようと思っていた。しかし世の中そんな簡単には行かないようで・・・。結局、推薦状は有効期限を過ぎて、流れてしまった。最近になって、このことがすごく悔やまれるようになった。これから先、年をとれば思考力は衰えてくる。初段の免状、とれるときに取っておけばよかった。
そういうわけで最近囲碁の通信教育を始めようとしたときに、せっかくだから将棋も一緒に復活しようと思ったのだった。NHKの将棋講座のテキストには、段級位認定の問題がついていて、一定期間で何点取ったかで段級位を認定してくれる。こういうのは対局で叩き上げた実力ではない、いわゆる ”ペーパー” だから、実際に対局をして強いかどうかは、別の要素も関係すると思うのだが、それはそれでいいと思っている。それより今の場合は早めに（思考力が衰える前に）取る方が大事だ。
テキストは1か月に1冊「〇月号」という形で発行される。1つのテキストに「次の一手」の問題（注1）が2問ある。これを5か月連続で合計10問解く。正解率7割で初段の認定がもらえる。8割で二段、9割で三段。こういうやり方って、はっきり言ってちょっと荒っぽいやり方ではないかと思う。というのは例えば、さほど棋力のない人でも、マグレで正解して、有段者になってしまうことだってあるのではないだろうか。・・・でも、まあそんなことをこっちが心配しても仕方ない。日本将棋連盟の方法を信じて参加するしかない。
10月号からスタートした。で？ 今のところの成績はというと？ ・・・今は言えない。（笑）
＊＊＊
先週の水曜日（1月9日）、親父の手術が無事に終わった。ただし11月に主治医と面談したときに「手術は何回かにわけてやる」と聞いていたので、今回だけでは終わらないはず。次の手術でまた付き添いのために会社を休む必要があると思うが、とりあえず、ひと安心したことは確かである。
秋に起きた心配事はほぼ片付き、新しくスタートしたことは軌道に乗った。少しずつ元の生活に戻れそうだ。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
（注1）「次の一手」問題
対局中のある局面の図を示し、「この次にあなたはどう指しますか」という問題。回答はA、B、Cの3択になっている。マグレで正解してしまうのではないかと書いたのは、このやり方。ただ選択式にしないと採点する側が大変だという事情もよくわかる。選択肢を4択、5択と増やしていけば実際の対局に近づいていくが、増やすほど解説が大変になる。逆に○×式にしてしまったら、それこそマグレ当たりが増えるだろう。結局、3択あたりが妥当なところなのかも知れない。
ちなみに問題はよく練られていて大変面白い。自分の玉が今にも詰まされそうな危ない状況におかれており、その状況で相手の玉を追い詰めることができるかというような、勝つか負けるかのギリギリの攻防を考えるのが多い。考えていると結構エキサイトする。
～～将棋の話～～
先の記事で20年ほど前に、囲碁をちょっとだけ齧った話をしたが、実は、それとほぼ同じ時期に将棋もやる気を出してしまい、谷川浩司九段の将棋講座の通信教育を受けた。（なんか通信教育ばっかりだけど、こういうのが好きなんだからしょうがない（＾o＾））。添削問題を解いて成績を付けてもらって、結果によって棋力を判定してくれる。このとき初段の推薦をもらった。日本将棋連盟にこの推薦状を送って所定の認定料を払えば、初段の免状をゲットできるところまで行っていたのである。
免状には、そのときの名人と竜王の署名が入る。僕は当時から谷川さんと羽生さんのファンで、この二人が名人と竜王になったら申請しようと思っていた。しかし世の中そんな簡単には行かないようで・・・。結局、推薦状は有効期限を過ぎて、流れてしまった。最近になって、このことがすごく悔やまれるようになった。これから先、年をとれば思考力は衰えてくる。初段の免状、とれるときに取っておけばよかった。
そういうわけで最近囲碁の通信教育を始めようとしたときに、せっかくだから将棋も一緒に復活しようと思ったのだった。NHKの将棋講座のテキストには、段級位認定の問題がついていて、一定期間で何点取ったかで段級位を認定してくれる。こういうのは対局で叩き上げた実力ではない、いわゆる ”ペーパー” だから、実際に対局をして強いかどうかは、別の要素も関係すると思うのだが、それはそれでいいと思っている。それより今の場合は早めに（思考力が衰える前に）取る方が大事だ。
テキストは1か月に1冊「〇月号」という形で発行される。1つのテキストに「次の一手」の問題（注1）が2問ある。これを5か月連続で合計10問解く。正解率7割で初段の認定がもらえる。8割で二段、9割で三段。こういうやり方って、はっきり言ってちょっと荒っぽいやり方ではないかと思う。というのは例えば、さほど棋力のない人でも、マグレで正解して、有段者になってしまうことだってあるのではないだろうか。・・・でも、まあそんなことをこっちが心配しても仕方ない。日本将棋連盟の方法を信じて参加するしかない。
10月号からスタートした。で？ 今のところの成績はというと？ ・・・今は言えない。（笑）
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先週の水曜日（1月9日）、親父の手術が無事に終わった。ただし11月に主治医と面談したときに「手術は何回かにわけてやる」と聞いていたので、今回だけでは終わらないはず。次の手術でまた付き添いのために会社を休む必要があると思うが、とりあえず、ひと安心したことは確かである。
秋に起きた心配事はほぼ片付き、新しくスタートしたことは軌道に乗った。少しずつ元の生活に戻れそうだ。
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（注1）「次の一手」問題
対局中のある局面の図を示し、「この次にあなたはどう指しますか」という問題。回答はA、B、Cの3択になっている。マグレで正解してしまうのではないかと書いたのは、このやり方。ただ選択式にしないと採点する側が大変だという事情もよくわかる。選択肢を4択、5択と増やしていけば実際の対局に近づいていくが、増やすほど解説が大変になる。逆に○×式にしてしまったら、それこそマグレ当たりが増えるだろう。結局、3択あたりが妥当なところなのかも知れない。
ちなみに問題はよく練られていて大変面白い。自分の玉が今にも詰まされそうな危ない状況におかれており、その状況で相手の玉を追い詰めることができるかというような、勝つか負けるかのギリギリの攻防を考えるのが多い。考えていると結構エキサイトする。
ホークⅢを作る
思い出のバイク、HONDA CB400N(HAWK Ⅲ)の製作にチャレンジ中。
ENZO FERRARI
初めての自動車モデル、エンツォ フェラーリを友人から依頼されて製作。
スズキRG250Γ
タミヤのRG250Γを作りながら、バイクにまつわる懐かしい思い出を発掘。
ホンダVF750F
ホンダVF750Fを作りながら、バイクにまつわる懐かしい思い出を発掘。
紫電
旧帝国海軍の局地戦闘機「紫電」。タミヤとハセガワのキットの比較研究。
「紅の豚」サボイアS21F
スタジオジブリの映画「紅の豚」のポルコの愛機サボイア。フィオが修理した後期形です。映画を観ながら製作を楽しみました。
Ｆ-14Ａトムキャット
ハセガワの1/48「F-14Aトムキャット」。組立は終了し、あとはディスプレイを残すのみとなりました。アクリル製のスタンドを作って着艦直前のシーンを作る予定であります。
お久しぶりです。私事ですが、最近、アオシマの1/12のCB400fourを買って作っているのですがこのクオリティの高さ、部品の細か過ぎさ。はっきり言ってびびってます。復刻のCB 400Nとたいして変わらない価格なのになんじゃこれは？って感じです。もう 400Nは無理ですかね？アオシマさん作ってくれないかなぁ。今の技術で。
by ハリディ (2019-04-16 21:56)
ハリディさん。お久しぶりです。そうですか。アオシマさんの設計技術も進歩したんですね。ちなみにハセガワからKH400とGT380が発売されたので、CB400Nもあり得ない話ではないかも知れません。
さて、私の方は、また停止してしまいました。面目ありません。諦めた訳ではないのですが、生活が変わってしまいました。家族の病気があり、それをきっかけに登山とプラモから離れたらブログから意識が離れてこの有様です。人間の生活ってのは、自分の心境以外に他者の影響も受けるものなんだとか、あっという間に半年経ってしまったとか、そんなことを痛感する次第。
先に書いたように諦めた訳ではありません。でも気長に待て、なんて言う資格もないし。また思い出したときにでも遊びに来て下さい。記事が一つくらい更新されているかも知れませんから。
by ひぐらし (2019-04-24 07:08)