F-14Aトムキャット(1) [キット]
次に作るキット、また迷ったが、F-14Aトムキャット(ハセガワ 1/48)に決定。このキットも前回のセスナ同様、15年ほど前に買ったもの。最初のちょっとだけを組み立てて、中座してしまったものだ。
第2次大戦中の戦闘機に比べて、現代のジェット戦闘機は大きい。1/48の同一スケールで比べると大きさの違いがよくわかる。「赤とんぼ」が前後の長さが20cmくらい、これは零戦に代表される当時の戦闘機も(外国機含めて)大体同じだ。これに対して、F-14Aは40cmくらい、約2倍の大きさになっている。これは大戦中の爆撃機くらいのサイズだ。なんでこんなにでかくなっちゃったんだろう。大戦末期にドイツのメッサーシュミットが作ったジェット機は零戦サイズだったはず。
大型化の理由を素人なりに考えてみると、これは結局エンジンのサイズと機体の高速耐久性のバランスから来ているのではないか。ガスタービンエンジン(ジェットエンジン)は、ある程度サイズが大きい方が効率が上がるのだそうだ。これは、サイズが大きい方が空気の粘性の影響を受けにくく、つまり流動性がよく、サクサクと良く流れるためらしい。だから、零戦サイズの飛行機に乗せるエンジンよりも、もうちょっと大きいエンジンの方が効率がよいのだろう。
一方で高速化を求めた結果、マッハ2くらい出りゃあ、まあいいだろうという要求仕様があって、それに合わせてエンジンを作ったら、こんなサイズになって・・・またそれに合わせて機体を作ったらこのくらい、という感じで、だんだん刷り合わせて落ち着いたサイズが今の姿なんじゃなかろうか。
すごくいい加減な推測だけど。 (^_^;
このサイズで1/48になると、キットの規模もかなり大きくなる。部品点数は294個。これは長丁場になりそうだ。年内完成が目標かな。まあ気長にいくさ。
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