SSブログ

ドクターストップと母の愛 [生活と健康]

 先日、会社の診療所で心療内科を受診することを書いたが、これの続報。11月20日にドクターストップがかかった。

 お医者さんにいろいろと問診を受けて出た診断は、軽度の「うつ」の症状が出ているから、早期に休みを取れ、というものだった。「うつ」といっても、軽度なものは忙しく仕事している人は誰でもなるもので、要するに脳の疲労であるから、さほど心配することはない。ただし早く休みを取るように、と言われた。医学的に説明するなら脳の信号の授受をする神経伝達物質の働きが悪くなっている状態なのだそうだ。

 お医者さんは上司を呼んで診断を説明した。上司も、これにはさすがに驚き、「明日から休め」と言ってくれた。「明日」というのは、11月21日。この週の週末は3連休があったので、これと合わせて5連休。最初の3日間は、眠りまくった。あとで会社の診療所の看護師さんから、「ようするに冬眠が必要だったのね」と言われたが、まさにその通り。午前中眠り、午後眠り、夜また眠る。これを3日間繰り返した。(お医者さんによると、眠れるだけ救いがあるという。程度が進むと眠れなくなるものだと言っていた)

 これだけ眠るとさすがに頭も体も、だんだん疲労が取れてくる。26日から、会社に復帰した。全身の倦怠感も取れた。お医者さんに再び問診を受けたところ、「よくなったからも知れないが、まだ油断してはいけない。当分残業は控えるように」と言われた。上司も、後輩のS君も、プロジェクトチームのメンバーもみんな心配してくれている。なんだかんだいっても、良い職場に恵まれたと思う。

 何よりも嬉しかったのは、お袋の愛情。たまたま休み中に電話があったので、この状況を伝えると、「行って面倒看てやろうか」と言う。でも、お袋がくると、あっちを掃除するとか、こっちを片付けるとか始まる。目を離した隙に、必要なものをどこかわからないところにしまわれてしまったら困る。これでは休みどころではない。だから断った。そしたら・・・。ダンボールにいっぱい、食料を送って来た。上の写真は入っていた食料。どこのスーパーでも売っているようなものだけど嬉しかった。親はいつでも子供のことを心配してくれる。嗚呼、母の愛。

 (余談だが、このところ、プラモデルを作るという行為が、ものすごく高度な作業のような気がしている。よくもまあ、いままでこんな細かい作業をしていたものだと・・・。まあこの状態を脱する日もそう遠くはないだろうな、と手ごたえを感じる今日この頃)


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 2

Mad Scientist

大変ですね。
最近、頑張りすぎたのかな?

僕の方は、楽器に手を付ける前に一度同様になりました。
それをきっかけに、何かしなければ!そこから、楽器に手を付けました。

ただ、僕の場合はここしばらく、それ以上の状態になっています。
どうやら、再発したみたい OTL 。

まだ、自覚できているのが救いで、残業をしない、仕事を頑張り過ぎない、好きなことをする、じっと回復を待つといったことで、回復を待っています。
ストレスがかかっていない時は全く以前と変わりないのですがねぇ・・・。

ひぐらしさん、良い機会ですから、好きなこと、楽しい事をいっぱいやってしまいましょう!
by Mad Scientist (2007-12-06 08:09) 

ひぐらし

さすが、Mad Scientistさん。お医者さんと同じことを言いますね。お医者さんが言ってました。こういうときってのは、自分が普段、能力を発揮していたことが出来なくなるんだそうです。たとえば会社員なら仕事、主婦であれば、家事ができなくなったりする。
 お医者さんが言うには、そう、とにかく体の欲するままにするのが一番なんだと言ってました。体というのはどういう風にすればいいのかが自然にわかっているのだから、眠りたいなら眠る。食べたいなら食べる。映画を見たいなら映画を見る、と言う風に、好きなことをするのが一番だと。
 ともかく、自分がまさか、こういう風になるとは思いもよりませんでした。Mad Scientistさんも、同じ状況のようで、大変だと思いますが、こんなときは、お互い、気楽に構えて乗り切りましょう。
by ひぐらし (2007-12-06 19:08) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。