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「紫電」 タミヤVSハセガワの研究(9) 主脚の部品 [キット]

 さあて、そろそろ、再開するか。ってことで、引っ張り出してきたよ、作りかけの紫電を。どこで止まってたか、というと、脚を作る手前だった。部品をまじまじを見ていて、タミヤとハセガワの違いに、またもや気づいてしまった。

 まずは主脚のカバー。右がタミヤ、左がハセガワ。タミヤの無駄のないレイアウトに比べて、ハセガワはずいぶんとランナーを無駄遣いしているように見える。箱を開けたときの、あの中身がぎっちり詰まった感じは、こういうところから来ていたようだ。

 
 次の写真は、主脚のメインの柱。伸縮部を支えるパンタグラフみたいなところが、ハセガワは、一部分だけ別の部品になっている。タミヤは一体形だ。それにしても、両者、随分と形や太さが違うもんだ。

 次は、ホイール。今度は逆にタミヤは分離形、ハセガワは一体形。この部分は僕の好みでは分離していたほうが好きだ。塗りわけが楽だから。

 比較して思ったこと。タミヤは、設計者が作った形を、プロジェクトチームで徹底的に検討して、直すべきところは直し、生産性を高める努力をしているように思われる。つまり会社として総合的に検討したあとが見える。ハセガワはその正反対で、設計者のこだわりがそのまま製品になっているようだ。
 
 個人的な好みを言わせてもらうなら、キットそのものを見ていても、組み立ててみても、ハセガワの方に、より面白さを感じてしまう。ただ、その差も、比較して組んでみないと気づかないことなんだよなあ。


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