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タミヤRG250Γ(4) チャンバーとホイール [キット]

 チャンバーをつけ、前後のホイールをつけた。2サイクルエンジンの場合、4サイクルと違って、排気管が独特の形をしている。ただ単に排気ガスを導くだけの管ではなく、太く膨らんだ、なにかの機能をもったサツマイモのような形の部屋で、イモの先っちょにサイレンサーがついている。この独特の形状がとってもよく表現されたキットだと思う。溶接部分にちょっとだけ、銀の汚しを入れてみた。

側面.jpg

 このとき、気づいたテクニック。黒地に銀をこすり付けるとき、銀の乾いた皿に綿棒を擦りつけると、銀の粉が綿棒に食い込む。この綿棒を黒地に擦りつけると、銀の粉が刷り込まれる。完全に乾いた塗料を使うところがミソ。これが本当のドライブラシだ。

 それから芸が細かいと思ったのは、バッテリー。デカールに「YUASA」という車に乗る人なら誰でも知っているブランドが書かれている。(写真をクリックすると拡大できるのでご覧あれ)

 あともう一箇所。ガンマのタコメータは、3000rpmより下は目盛りが振ってない。つまりそれだけ高回転に味付けされたエンジンということで、これは当時話題になったところだ。これもちゃんと再現されている。下の写真の中央がタコメータ。

計器.jpg

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バイク思い出話(12)

 教習所通いをしていたときのこと。最初は125ccで腕慣らし。そして400ccへ。教習車はスズキのGS400とGSX400だった 。初めて跨ったときは、ずいぶんと重たいものだと思い、結構ビビった。教習は順調に進んだ、と書きたいところだが、さにあらず。スラロームと8の字がどうしてもうまくできない。車体を傾斜させるのが怖いのだ。これにはわけがあった。実は一度、スラロームで転倒したのだ。スピードが乗りすぎてブレーキをかけたら前輪がロックした。前輪がロックしたら転倒は避けられない。

 バイクが曲がるときは、車体を傾斜させる。その傾斜角によってハンドルの角度が自然に定まる。これが2輪車の曲がるメカニズムである。自転車だってそうで、慣れた人はみんなそうやって乗っている。しかし、教習中の僕は、スラロームの転倒がトラウマになり、車体を傾斜させるのが怖くてたまらず、ハンドルを手で切って曲がっていた。この癖は卒業検定までとうとう直らなかった。よく合格させてくれたものだと思う。

 ちなみに卒業検定では、一度不合格になっている。なんと、曲がり角でスタートするときにクラッチがつながらず、その場にごろんと転んでしまったのだった。そんなに運動神経が鈍い方でもないと思うのだが、教習所では普通の人よりも苦労したような気がしてならない。
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