タミヤRG250Γ(6) 完成 [キット]
小物部品をつけて、デカールを貼って完成。例により、記念撮影。残念だったのは、フロントの透明板を研磨中に、ちょっとヒビが入ってしまったこと。ああ、何て不注意な。
相変わらずデカールは緊張する。キットが古いせいだろうか、破れやすく、貼り付けに苦労した。
カウリングの真ん中のSUZUKIのロゴでは、シルバリングを絶対に出したくなかったので、ここだけはマークソフターを使った。しかも普段は、貼った上から塗っていたが、今回は、説明書に書いてある通り、あらかじめモデル側に少量塗って、その上から貼り付け。やはりこの方が、上手くなじむようだ。でも、やっぱりシルバリングはちょっと出ちゃったなあ。
このとき習得したテクニック。気泡を追い出すときの押さえつけでは、従来、綿棒を転がしていたが、このときに、デカールを歪めてしまうことが多かったので、今回は新しいことを試みた。ティッシュペーパーをかぶせて、その上から水を垂らし、その上から指で押さえ込む。ティッシュペーパーは通常二枚重ねになっているので、指を離すと、下側はモデル側に貼り付き、もう一枚が指にくっついてくる。あとは、モデル側についたティッシュを丁寧に剥がす。この方法で、歪み事故は無くなった。
**************
バイク思い出話(14)
XJ400SPには3年ほど乗ったが、かなり重たいバイクだったので、今度は軽快なバイクが欲しくなり、初めてツーストクオーターに挑戦することにした。ヤマハのTZR250 。初めて買った新車である。このバイクは2サイクルエンジンの面白さを十分に楽しませてくれたバイクだった。
もともと自分は運転の腕が悪かったし、アルミフレームは転んだときに修理代が高いという話も聞いていた。しかも新車だったこともあって、このバイクは非常に丁寧に乗った。結果として飛ばすのは、主として高速道路だった。
大体5500rpmあたりからエンジンの音がそれまでの”ビー”という音から”ピーン”という澄んだ音に変わり、それと同時に、急に体が後ろに引っ張られるようなGを感じる。そしてスピードメーターの針がぐんぐん上昇していく。確かメーター読みで160km/hrくらいまで見たような気がする。しかもスピードはまだ伸びている途中だった。しかし怖くてそれ以上は出せず、慌ててアクセルを戻した。
フルカウリングの効果は抜群で、ホークⅢのときは、これだけスピードを出すと、ごうごうと風を切る音ばかりで、エンジンの音など全く消えてしまっていた。ところが、TZRは、160km/hrを過ぎてもエンジンの音がよく聞こえたし、体に風圧はほとんど感じなかった。
一旦バイク趣味から遠ざかった後も、この次バイクに乗るときも絶対ツーストクオーターにしようと思っていた。ところが、最近の環境規制のせいで、各社とも、中型では2ストは完全に姿を消してしまったようだ。残念だが、時代の流れだけはどうしようもないのだろうと思う。
下の写真は、1990年に北海道にツーリングに行ったときのもの。
サロベツ原野を横断中。↓
礼文島のメノウ海岸にて。↓
相変わらずデカールは緊張する。キットが古いせいだろうか、破れやすく、貼り付けに苦労した。
カウリングの真ん中のSUZUKIのロゴでは、シルバリングを絶対に出したくなかったので、ここだけはマークソフターを使った。しかも普段は、貼った上から塗っていたが、今回は、説明書に書いてある通り、あらかじめモデル側に少量塗って、その上から貼り付け。やはりこの方が、上手くなじむようだ。でも、やっぱりシルバリングはちょっと出ちゃったなあ。
このとき習得したテクニック。気泡を追い出すときの押さえつけでは、従来、綿棒を転がしていたが、このときに、デカールを歪めてしまうことが多かったので、今回は新しいことを試みた。ティッシュペーパーをかぶせて、その上から水を垂らし、その上から指で押さえ込む。ティッシュペーパーは通常二枚重ねになっているので、指を離すと、下側はモデル側に貼り付き、もう一枚が指にくっついてくる。あとは、モデル側についたティッシュを丁寧に剥がす。この方法で、歪み事故は無くなった。
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バイク思い出話(14)
XJ400SPには3年ほど乗ったが、かなり重たいバイクだったので、今度は軽快なバイクが欲しくなり、初めてツーストクオーターに挑戦することにした。ヤマハのTZR250 。初めて買った新車である。このバイクは2サイクルエンジンの面白さを十分に楽しませてくれたバイクだった。
もともと自分は運転の腕が悪かったし、アルミフレームは転んだときに修理代が高いという話も聞いていた。しかも新車だったこともあって、このバイクは非常に丁寧に乗った。結果として飛ばすのは、主として高速道路だった。
大体5500rpmあたりからエンジンの音がそれまでの”ビー”という音から”ピーン”という澄んだ音に変わり、それと同時に、急に体が後ろに引っ張られるようなGを感じる。そしてスピードメーターの針がぐんぐん上昇していく。確かメーター読みで160km/hrくらいまで見たような気がする。しかもスピードはまだ伸びている途中だった。しかし怖くてそれ以上は出せず、慌ててアクセルを戻した。
フルカウリングの効果は抜群で、ホークⅢのときは、これだけスピードを出すと、ごうごうと風を切る音ばかりで、エンジンの音など全く消えてしまっていた。ところが、TZRは、160km/hrを過ぎてもエンジンの音がよく聞こえたし、体に風圧はほとんど感じなかった。
一旦バイク趣味から遠ざかった後も、この次バイクに乗るときも絶対ツーストクオーターにしようと思っていた。ところが、最近の環境規制のせいで、各社とも、中型では2ストは完全に姿を消してしまったようだ。残念だが、時代の流れだけはどうしようもないのだろうと思う。
下の写真は、1990年に北海道にツーリングに行ったときのもの。
サロベツ原野を横断中。↓
礼文島のメノウ海岸にて。↓
完成おめでとうございます(^^♪
こちらも素晴らしい出来映えですね
思い入れがビシビシと伝わってきますよヽ(^。^)ノ
デカールのティッシュはナイスアイディアですね
ボクも綿棒を転がしていますが、綿棒を水で濡らして使うと調子が良いです(^_^;)
ティッシュ方も今度試してみたいと思います。
by どろぼうひげ (2008-08-31 21:31)
どろぼうひげさん、ありがとうございます。綿棒の件なのですが、実は僕も濡らして使っているのです。でも、この方法、小さなデカールの場合、まあ、これは僕が単に「へた」だからかも知れないのですが、ゆがんでしまうことが多く、何とかならんもんかなあ、とずっと思っておりました。
今回は綿棒ではなく、まず、脱脂綿を丸めたものを使って見ましたが、デカールが意外にズレるのに驚きました。できるだけ大きな面で押さえつけないとだめだと思い、結局、今回はティッシュで上手くいったのですが、他にまたアイデアが浮かんだら、書きたいと思います。
by ひぐらし (2008-09-02 23:02)
完成おめでとうございます。
イイですよねΓって。ウンチーニってレーサーが居たような記憶があり
ます。
旧車を見ていると当時の思い出などが蘇ってきます。
ホントに旧車のいでたちはイイですねぇ。
私もバイクのキットは多数 持っているのですが製作は当分先になりそ
うです。
私はキャノピーなどの透明部品をコンパウンドで磨く際は、裏打ちで練り消しを貼りつけて強度を上げてから作業する事にしています。
by NOid (2008-09-04 20:52)
NOidさん、ありがとうございます。
そうそう、フランコ・ウンチーニ。スズキのライダーでした。しげの秀一の「バリバリ伝説」でも「裏六甲のウンチーニ」ってのが出てましたよね。懐かしいですね~~。
透明部品の研磨時の裏打ちのテク、いただきます。次回は試してみようと思います。
by ひぐらし (2008-09-04 21:33)
ひぐらしさん、こんにちは♪
ご無沙汰しております。
お気に入りの整理をしていたら、久々に拝見したくなってきてしまいました。
ひぐらしさんはライダーだったのですね~(笑)。
キットも素敵な出来ですね♪(尊敬)
by くるみ (2008-09-19 12:37)
くるみさん、お久しぶりです。お元気そうでなによりです。そうなんです。ライダーだったのですよ。かつては、ずいぶんと無鉄砲なことをやっていたもんです。若気の至りで。これから、しばらくの間、陸上を這い回る乗り物をやる予定ですので、よかったらまた見に来てくださいまし。
by ひぐらし (2008-09-20 22:48)