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ENZO FERRARI (4) エンジンルーム [キット]

 このクルマは、運転席のすぐうしろに、壁をひとつ隔ててエンジンルームがある。その壁に小さな窓があって、後ろが見えるようになっている。というより、後ろがほとんど見えないと言った方が適切かも知れない。まあ、この手のクルマはそれでもいいのだろう。

 下はその壁と窓。↓
エンジンルーム1.jpg

 モノコックにつけた状態が下の写真。↓
エンジンルーム2.jpg

 エンジンを組み付けると下の通り。↓
エンジンルーム3.jpg
エンジンルーム4.jpg

 ちなみに、この小窓は、塗り分け用のマスクが付いている。良い案だし、親切だと思って貼ってみたら、なんと、サイズが合わなかった。カッターでトリミングしようと思ったが、和紙のような繊維質の多い紙で、エッジがバリバリになってしまった。結局、いつものようにマスキングゾルを使った。ああ、残念。せっかくのいい案なのに。
エンジンルーム5.jpg
エンジンルーム6.jpg

 (蛇足)
 僕が、このブログの看板に「プラモデル研究所」ではなく、「キット研究所」という言葉を掲げているのには訳がある。言うまでもなく、プラモデルという言葉とキットという言葉は同義語ではない。プラモデルに関して言うなら、キットとは部品一式のことだ。僕は、箱に入った部品一式を見たとき、これを揃えた人の気持ちが伝わって来るのが好きなのだ。

 それは丁度、「母親が作った弁当の中に林檎で作ったウサギを見つけるような気持ち」、というとわかりやすいかも知れない。

 今回のマスキング用のステッカーなんかはその良い例で、きっと、これを入れようと考えた人は、少しでも塗装の手間を減らしてあげようと思ったに違いない。だから今回のはみ出しは、なんとも言えず残念だった。林檎のウサギが壊れていたような気分だった。
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