バードウォッチング [カメラ]
水無川という名前の川は、日本各地に沢山あるらしい。川と名前がついていても、流れは地下を流れる、いわゆる「伏流」になっていて、表面には水が無い様に見えるから水無川。神奈川県にもある。水源は丹沢の塔ノ岳なんだそうな。
さて、CX3が壊れてしまってから、リュックの中にカメラが入っていない状況が続いている。非常に落ち着かない。「刀を失った武士の気分はこんな感じなんだろうか」なんて想像したりする。そして、なぜか普段使わない一眼レフが恋しくなり、先週の日曜日は、これをもって、撮影の旅(ってほどでもないけど)に出かけてきた。場所は、小田急線の渋沢から秦野の間。この間に水無川の緑地公園が作られている。仕事で一度、ここを通ったことがあって、散歩してみたかったんだ。
さて、渋沢から北に上って、水無川緑地の端に着いた。全景はこんな感じ。
秦野に向かって散歩する。何かいい被写体はないかな~と思ったら、川の中にカモを発見。
親子らしい。嘴を川の中に突っ込んで、なにやらしきりに食べている。そんなに食い物があるのかな。
子ガモは、親ガモの後を追いかける。おっ。子ガモが飛んだ!
毛づくろいする親ガモ。
やべっ。目が合っちまった。
バードウォッチングって面白い。
よく考えてみたら、純粋な野生動物って、少なくとも日本には野鳥しかいない。野良犬も野良猫も滅多に見なくなった。(インドには野良牛がいて、市場で売っている野菜なんかを食ってしまうらしいが)野良犬なんか、僕が子供の頃はたくさんいた。でも、どちらかというと嫌われる連中だった。「野鳥を見るのが好き」という人はいても、「野良犬を見るのが好き」という人はいなかったと思う。人間の生活の邪魔をする動物は人間に嫌われる。カラスだって同じである。やつらは生ゴミを食い散らかす。
いわゆる野鳥たちは臆病で、人間から一定の距離を保ちながら生活しているから、人間に害を加えることは滅多にない。捕まえて飼おうとしても人間にはなつかないから、ペットにはならない。でも遠くから眺めていると、なんか癒されるんだよね。
「日本野鳥の会」の人たちの気持ちがわかった。
【余談】
子ガモが羽ばたく瞬間を撮れたので、「もう一回飛ばないかな」と思って、ずっと待っていたが、二度と飛ばなかった。動くものを撮る写真は、静物の写真と違う難しさがある。「シャッターチャンス」という観点だけから見ると、「山」ってのは、被写体としては簡単なものだ。ずっと止まっているんだからいくらでもシャッターチャンスがある。失敗しても撮り直しが効く。だから山に持って行くカメラなんてコンパクトカメラで十分なんだ。レンズだって、そこそこいいし、処理スピードが遅くてもどうにかなる。逆に考えて、険しい山に、苦労して重たい一眼レフを持って行く人は、プロかセミプロ、つまり光学系の性能をぎりぎりまで引き出そうとする人たちなのだろう。
さて、CX3が壊れてしまってから、リュックの中にカメラが入っていない状況が続いている。非常に落ち着かない。「刀を失った武士の気分はこんな感じなんだろうか」なんて想像したりする。そして、なぜか普段使わない一眼レフが恋しくなり、先週の日曜日は、これをもって、撮影の旅(ってほどでもないけど)に出かけてきた。場所は、小田急線の渋沢から秦野の間。この間に水無川の緑地公園が作られている。仕事で一度、ここを通ったことがあって、散歩してみたかったんだ。
さて、渋沢から北に上って、水無川緑地の端に着いた。全景はこんな感じ。
秦野に向かって散歩する。何かいい被写体はないかな~と思ったら、川の中にカモを発見。
親子らしい。嘴を川の中に突っ込んで、なにやらしきりに食べている。そんなに食い物があるのかな。
子ガモは、親ガモの後を追いかける。おっ。子ガモが飛んだ!
毛づくろいする親ガモ。
やべっ。目が合っちまった。
バードウォッチングって面白い。
よく考えてみたら、純粋な野生動物って、少なくとも日本には野鳥しかいない。野良犬も野良猫も滅多に見なくなった。(インドには野良牛がいて、市場で売っている野菜なんかを食ってしまうらしいが)野良犬なんか、僕が子供の頃はたくさんいた。でも、どちらかというと嫌われる連中だった。「野鳥を見るのが好き」という人はいても、「野良犬を見るのが好き」という人はいなかったと思う。人間の生活の邪魔をする動物は人間に嫌われる。カラスだって同じである。やつらは生ゴミを食い散らかす。
いわゆる野鳥たちは臆病で、人間から一定の距離を保ちながら生活しているから、人間に害を加えることは滅多にない。捕まえて飼おうとしても人間にはなつかないから、ペットにはならない。でも遠くから眺めていると、なんか癒されるんだよね。
「日本野鳥の会」の人たちの気持ちがわかった。
【余談】
子ガモが羽ばたく瞬間を撮れたので、「もう一回飛ばないかな」と思って、ずっと待っていたが、二度と飛ばなかった。動くものを撮る写真は、静物の写真と違う難しさがある。「シャッターチャンス」という観点だけから見ると、「山」ってのは、被写体としては簡単なものだ。ずっと止まっているんだからいくらでもシャッターチャンスがある。失敗しても撮り直しが効く。だから山に持って行くカメラなんてコンパクトカメラで十分なんだ。レンズだって、そこそこいいし、処理スピードが遅くてもどうにかなる。逆に考えて、険しい山に、苦労して重たい一眼レフを持って行く人は、プロかセミプロ、つまり光学系の性能をぎりぎりまで引き出そうとする人たちなのだろう。
2011-02-15 03:53
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