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GWを過ごす(1) [雑文]

 今年のGWは、福島あたりに旅行に行って、被災地の復興や経済活性化に貢献しようかと思っていたが、ふと思い出した。7月に後輩のS君の結婚式に招待されているのだ。こいつは、仕事はいまいちだし、富士山に登るとゲロ吐くし、とにかく、何でもいまいちなのだが、プライベートでやることはちゃんとやっている。その点は僕よりもだいぶ偉いと思う。そんなわけで、お金を使う機会は7月に回し、今回はやっぱり実家でのんびり過ごすことにした。その代わり7月は、しっかり使うぞ。

 帰省のとき、東京駅で、東日本大震災復興応援駅弁大会というイベントをやっていた。日本各地の駅弁を売っている。売り上げの一部を義援金として寄付するというので僕も協力。弁当を3つ買った。「津軽味祭」、「米沢牛焼肉重 松川弁当」、それから、「はやぶさ弁当」。
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 腹ぺこだったので、とりあえず京葉線のホームで「津軽味祭」を食す。こりゃあうまかったよ~~。
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 あとの二つは実家について甥と姪にごちそうした。まず「米沢牛焼肉重 松川弁当」。
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 それから、はやぶさ弁当。これが一番高かった。1800円。なんとアルマイトの弁当箱(注1)に入っている。しかし蓋をあけてズッコケた。中身はえらく質素である。この梅干のでかいこと。
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 そりゃ箱にこれだけ金をかけたら中身は質素になるわな。でもこの弁当箱はいい記念になったよ。
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(注1)アルマイトの弁当箱
 アルマイトとはアルミニウムの表面に、ある種の化学反応を起こして形成する酸化アルミニウムの皮膜のこと。この処理をアルマイト処理と言う。この処理を行うと、地金のままのときに比べて耐食性が飛躍的に向上する。本来は皮膜の名前であるが、転じてこの処理をしたアルミ材の製品を「アルマイトの○○」と呼ぶようになった。(俗語である)壷井栄の小説「二十四の瞳」の中で子供達がアルマイトの弁当箱を欲しがる場面は有名。(ちなみにひぐらしが幼稚園のときの弁当箱もアルマイトだった)昭和4年に日本人によって発明された技術で、現在でも幅ひろく使われている。
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コメント 2

たけのこ。

7月S君の為に、名古屋でお金を使ってやって下さい(笑)

アルマイトのお弁当箱、私幼稚園の時に使ってましたよ(今年31歳)!!!
by たけのこ。 (2011-05-19 18:54) 

ひぐらし

たけのこさん、こんにちは。S君のためもありますが、日本のためでもあります(なんてね)。名古屋の結婚式は「どハデ」であるとの噂があるののでちょっと楽しみです。
by ひぐらし (2011-05-21 12:40) 

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