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Mちゃんとその息子(2) [雑文]

(つづき)

 Kr君は僕の家に一晩泊まり、翌日25日(日)は一緒に東京見物をした。

 まずは有明の東京ビッグサイトで「東京モーターサイクルショー」の見物。かっこいいオートバイがたくさん展示してあったが、その中で一際目を引いたのはこれ。なんとサイドカーの霊柩車。え~~~? びっくり! (見物人はみんなびっくりしてた)「あの方にふさわしい「送るスタイル」が走り出します」・・・いくらバイク好きが死んだからって、遺族は遺体をサイドカーに乗せるかな。僕はバイク好きだけど、これはちょっと・・・いや、エンジニアがそんな既成概念を持っていては駄目か。(笑)

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 さて、次は東京スカイツリー。都営大江戸線で浅草まで行き、地上に出て隅田川に向かって歩いてみると、東の方にスカイツリーが見える。これの足元には東武鉄道の駅(注1)があるのだが、たった一駅だし、天気が良かったので浅草から歩いて行くことにした。

Kr君とスカイツリー。
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 隅田川を往来する水上バス。
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 東京スカイツリーを間近で見る。高いというより巨大という表現がぴったりだ。世界一高い塔が、日本みたいな地震の多い国にあることがすごい。地震が起きたときにどんなことが起こるんだろうと思う。まあ、大昔の五重塔にすでに免震構造が付いていたというくらいだから、技術が進歩すればこんなものも作れるということか。大したものだ。
 
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 あとは、秋葉原の部品屋巡り。僕が秋葉原に来たときに一通り歩く場所を案内した。ゲームやアニメの町になってしまったかのように見えても、昔からの秋葉原らしい部分は健在である。実は前回来たとき、あるジャンク屋さんに、中国製の二連エアバリコンが陳列されているのを見つけた。買うかどうか迷ったが、結局そのときは買わなかった。今回、それがまだ有ったので、これは何かの縁だと思い、買うことにした。店の兄さんに「あれいくら?」と聞くと「3500円!」とすごいドヤ顔で言われた。「どうだ、買うなら買え。高いって言うなら売らないぞ」という顔である。この手の部品屋さんというのは、客に対して非常に無愛想である。客の方も手厚い接客など期待していない。そういう業界である。
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 Kr君の買い物は半田ごて、こて台、半田。それからレーザーポインターなど。最後に、どこが一番印象に残ったかを聞いてみたら「秋葉原」という答えが返ってきた。やっぱり僕と同類の人間らしい。
(おわり)


(注1)
昔は「東武伊勢崎線」の「業平橋(なりひらばし)」という駅名。今は路線の名前が「東武スカイツリーライン」と変わり、駅名も「とうきょうスカイツリー」と変わった。

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