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禁煙のその後 [生活と健康]

 昨年の9月にタバコをやめてから、7ヶ月が過ぎた。それで、会社の仕事仲間と飲む機会があったときなど、その話題になったとき、結構な頻度で聞かれる質問がある。「今でも禁煙は続いているのですか」

 この質問をする人は、僕がこの7ヶ月の間ずっと我慢してきたのだと思っているらしい。それは誤解である。同じ誤解をしている人のために、これを解きたいと思って一筆書くことにした。

 昨年の9月の記事を読んでもらえればわかる(⇒カテゴリー「生活と健康」)通り、僕はニコレットという禁煙補助剤(ガム)でタバコをやめた。この薬は「タバコを吸いたくなくなる薬」ではなく、ニコチンが体から抜けるときにおこる離脱症状(いわゆる禁断症状)を緩和する薬である。だからちょっとだけ根性が必要である。僕の経験では3日目に離脱症状のピークが来て、一週間で薬が不要になった。

 それから7ヶ月経った今、どうなっているかというと、普段の生活では、自分が昔、喫煙者であったことを忘れている。(注1) 速い話、体からニコチンが抜けてしまって、それを必要としない体になったら、もう我慢をする必要がないのである。

 離脱症状を耐えたときは大変だったし、乗り切ったときは非常に充実感を感じた。この方法を広めたいと思って、タバコを吸う人に語るようにしている。でも、そのあと7ヶ月吸わなかったというのは、大変でもなんでもない、普通のことなのである。つまり体質が変わった(中毒ではなくなった)後なので、我慢しているわけではない。吸わない人になったのだから吸わないのが当たり前なのである。

 僕の言いたいこと、わかってくれるかなあ。
(「我慢している」ならば、それは「中毒が治っていない」ということなのです)

***
(注1)ごく稀に、1ヶ月に一回くらい、吸いたいと感じることがあるが、それは一瞬(3秒くらい)で通り過ぎてしまう。なぜこうなるのかわからない。とにかく稀にこうなる。以前の吸いたい気持ちが100であったとすると、今は0.01くらいである。ほぼゼロではあるが完全なゼロではないのだ。それがちょっと悔しい。
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