思い出のうどん [自炊研究]
うどんやそばを食べるときのつゆは、市販の麺つゆを使う人が多いと思う。僕も料理を作ることに興味が無かった頃は、市販品を使っていた。でも、料理を作るようになってからは使っていない。なぜか。市販の麺つゆは完成された味で、これと同じ味を作ろうと思ったって無理だ。勝てない。でもその反面、味が毎回同じになってしまって面白くないのだ。
僕は関東に住んでいるから、最寄のスーパーで売っている麺つゆは、醤油をベースにした関東の味である。でも関西の人は、醤油を使わないつゆを好む。この二つに優劣はない。そのときの気分で、食べたいと思うものを食べればよい。毎回同じ市販の麺つゆを使っているとこれができなくなる。
・・・まあいずれにせよ、うどんとかそばとかいうのは、麺を茹でて、つゆをかけてトッピングを載せて終わり、というようなシンプルなものだと認識していたから、自炊研究を始めて、そばやうどんを作ったからと言って、別にブログに載せるほどのものでもないと思っていた。
最近、ふとしたきっかけで、昔食べた、美味しいうどんを思い出した。それは小学校か中学校の給食のうどんだった。最近の事情は知らないが、当時(昭和40年~50年代)給食は給食室とか給食センターとかから、バケツのような容器に大量に入って教室に届いた。そのバケツの中にうどんが入っている。こうやって書くと、麺がのびてしまっていて旨そうに思えないのだが、その当時の僕にとっては、これが非常に旨かった。
味は覚えている。関東風でもなく、関西風でもなく、その中間のような味で、ちょっと甘味があった。具には、だいこんとにんじんと油揚げと鶏肉が入っていたと思う。これを、再現してみようと思いたった。で、勘で作ってみたら、これが一発で大当たり。まさにあの味である。レシピを是非紹介したい。
■つゆ
水 300cc
醤油 小さじ2
白だし 大さじ4
みりん 大さじ1
■具材
鶏の肉だんご(市販品) 3個
にんじん(薄切り) 20g
だいこん(薄切り) 20g
こんにゃく(薄切り) 10g
油揚げ 20g
(サイズは写真参照)
■薬味
ねぎ 10g程度
【作り方】
つゆの中に具材を入れて弱火でよく火を通す。
ゆでたうどんにつゆをかける
薬味をのせる(完成)
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「僕が昔食べた、こんな料理が食べたい」なんて言ったところで、その味を言葉で伝えることができないから、その望みを叶えてくれる人はいない。そういうのは、やっぱり自分で作るしか方法がないのだ。だから出来たときは喜びも一入である。地味な楽しみだけど。(笑)
中国では「速成鶏」の存在が社会問題になっている。
わずか40日~45日で3.5kgまで成長させて出荷するのだが、過剰にホルモン剤を与えて丸々と太らせるのだという。
日本では51日~55日程度で2.5kgほどになったら出荷するのが通常なので、中国の鶏がどれだけ大量のホルモン剤を与えられているのか想像がつく。
さらに、中国では身動きできないほど狭い不衛生なスペースで飼育されるため、鶏はすぐに病気になる。
そのため中国の養鶏家は平均して18種類もの抗生物質を与えているという。
そんな中国から加熱処理された鶏肉が、日本に21万5千トン(2012年)も輸入されている。
中国から輸入された鶏肉は、鶏肉として飲食店、弁当店、惣菜店などで使われる他、
焼鳥、空揚、チキンナゲット、肉団子、ハンバーガー、ハンバーグ、フライドチキン
by 共産党と社民党の消滅を望む (2014-09-28 15:04)