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時計のムーブメント交換  [雑文]

 このたび、初めて時計のムーブメントの交換ということを経験した。もしかしたら、この話、お気に入りの時計が壊れて、泣く泣く捨てようとしている人に参考になるかも知れないと思い、記録しておくことした。

 時計というのは、以前もこのブログに書いたことのあるフクロウ形の柱時計で、20年ほど使っている。しかし、ここ1年くらい、だんだんと動きが怪しくなり、電池が完全に消耗してもいないのに、針が止まってしまうようになった。電池を交換すると、動くようになるが、やがてその手も効かなくなり、ついに完全に止まってしまった。これは、つまりムーブメントがいかれてしまったということだろう。原因は不明だが、20年も使っていれば寿命ということもあるのかも知れない。

 ムーブメントというのは要するに、時計の長針短針と、秒針の回転運動を作り出す心臓部をモジュールとしてまとめたもので、最近では一辺55mmの正方形に規格化されているらしい。これがあると素人でも文字盤だけ作ればオリジナルデザインの時計を作ることができる。このフクロウ時計もそういう作りになっている。このモジュールがアマゾンで安価で売られていたので買ってみた。

 さて、交換である。フクロウ時計の正面。
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 同じく背面。中心の正方形の部分がムーブメントである。
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 ガラスを外す。
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 針を外す。
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 中心のナットを外す。
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 ムーブメントを外す。なお、元々ついていたムーブメントにはメロディ機能がついていて、毎正時(長針が12時を指したとき)ごとにメロディが鳴る機能がついていてその信号を出すらしい青いリード線があるのだが、この機能は諦めて切断した。(もともと使ってはいなかったし)
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 これは取り出したムーブメントと針。
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 あとは、新しいのを取り付けて・・・
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 完成。
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 無事に生き返ってくれた。捨てずに済んで良かった。こんなこと今更言うのもなんだが、便利な時代だなあと改めて思った。(^_^;)



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